上海の街中では最近、店の入り口で長蛇の列を作る外国人の姿をあちらこちらで見かける。店内も混雑しており、英語やポルトガル語、タイ語などが飛び交っている。

このように中国に来て「爆買い」する外国人観光客がますます増えているが、なにが魅力となっているのだろうか?買い物かごにはどんな新商品が入っているのだろうか?

バッグブランドの店内で、コロンビア人観光客のクリオさんが画像を見せながら「これと同じバッグがほしい」と店員に話していた。「ソーシャルメディアでこのバッグを見かけた。とても素敵。でも欲しかったデザインは売り切れだったので、とても悲しい」と話していた。

はるばる中国まで来たクリオさんが気に入ったバッグを購入することができるよう、筆者は店の販売員と交渉し、倉庫の在庫を探してもらい、彼女が次に訪問することになっている北京に送ってもらえるように手配した。

30分の取材で、外国人約20人に出会った。そのほとんどが親戚や友人と一緒に来ていた。

上海の道路・淮海中路の人気店を何軒か取材すると、中国のデザイナーによるオリジナルブランドという共通点があった。中でもバッグ、衣服、靴といったファッションアイテムが最も人気となっていた。

一部の外国人観光客はバッグを購入後、近くの衣料品店にも行き、服や靴を試着していた。その一帯はすでに外国人観光客が集まる新中国国産品クラスターとなっていた。大部分の外国人観光客は中国に来る前に中国ブランドを知っていて、事前に攻略ガイドを考え、到着するとお目当ての商品を大量に購入している。

ある英国人観光客は「ソーシャルメディアであるブランドの店に注目するようになってもうすぐ1年になる。今回はわざわざ行った。とても面白い」と話していた。また、あるインドネシア人観光客は「上海に行ったら必ず買いたいもの」リストを耳にして、観光スケジュールに中国オリジナルブランドの店に行く時間を組み込んだという。

シンガポール人観光客・呉穎音さんは、「2018年と2019年に来た時は茶葉や薬など定番の商品ばかりだった。今はトレンドの波に乗り、オシャレなものを見かけるようになった」と話していた。

以前なら中国人観光客が海外で爆買いしていたのに対して、今は外国人が中国に来て爆買いするようになった。そして、「ショッピング・イン・チャイナ」がトレンドになっている。外国人観光客の「買い物かご」の中身が「中国の特産品」から「中国オリジナルブランドの商品」へと変わっていることは、メード・イン・チャイナの「中国ブランド」への華麗なる変身を反映している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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