2026年7月21日、中国のポータルサイト・捜狐に「鬼滅の刃」に夢中の娘を母親が叱責し、中国ネットで賛否両論を呼んだとする記事が掲載された。
記事によると、最近、中国のSNSである母親の投稿が話題になった。
その後、娘は胡蝶しのぶがお気に入りになり、しのぶの衣装まで購入した。すると、ある日それを着て学校へ行きたいと言い出した。母親は学校では認められないだろうと心配したが、娘は制服を上から着れば目立たないと考えたようだ。そこまで好きならと、母親もそれ以上は止めなかったという。
その日の夜も娘は「鬼滅の刃」の話ばかり続けた。午後7時を過ぎていたにもかかわらず、宿題には全く手を付けていなかった。さらに、その日に返却された算数のテストは57点だった。これをきっかけに母親の感情はついに爆発。それまで積もり積もっていた不安や焦り、不満が、一気に噴き出したという。
母親は、「一日中そんなものばかり見ていて、勉強する気はあるのか。
記事は、この投稿に対して多くのネットユーザーは「問題は『鬼滅の刃』ではなく、子どもが時間をうまく管理できているかどうかだ」との見方を示したとし、「大人でも、アニメやゲーム、小説に夢中になることはある。まして10歳の子どもであれば、一つのものに強く熱中するのは珍しいことではない」と述べた。
一方で、「アニメを見るために宿題を放置したり、試験中も頭の中が物語でいっぱいだったり、授業に集中できなくなったりするようであれば、親が適切に介入する必要がある。子どもの興味を尊重することと、しつけを放棄することは別問題である。同じように、子どもを指導することは、その子の好きなものをすべて取り上げることでもない」と論じた。
また、「(ネット上では)『鬼滅の刃』には年齢面での配慮が必要だという意見もあった。重要なのは、保護者が適切に判断し、子どもに寄り添うことである。実際『鬼滅の刃』には子どもと一緒に考えられるテーマも多い。また、子どもがすでにある作品を好きになっているのであれば、頭ごなしに否定するより、その作品のどこが好きなのかを一緒に考えてみる方が有意義ではないかという意見もあった」と紹介した。
記事は、「この母親が最終的に取った行動こそ、この出来事で最も評価できる点だ」と言及。「母親は冷静になった後、自らの対応を振り返った。本当に解決したかったのは子どもの学習である。衣装は家や休日なら着てもよいが、学校には学校のルールがある。興味は学習の敵であってはならず、学習もまた子どもの興味の敵であってはならない。理想的なのは、子どもが好きなものを思い切り好きになっていいが、その気持ちに責任を持つことも大切だと理解できるようになることだ」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)











