2026年7月24日、中国僑網は、中国籍の男がタイで豪邸33棟を違法に保有していた事件をタイ警察が摘発したと報じた。

記事は、タイ中央捜査局が22日に記者会見を開き、同国内にある高級住宅33棟を差し押さえたと発表したことを紹介。

捜査のきっかけは高級住宅地に中国人が大量に入居し周辺の生活に影響が出ているとの住民の苦情だったと伝えた。

タイメディアの報道によると、同局はタイ警察経済犯罪捜査局とともに「中国系名義貸し(ノミニー)帝国解体作戦」として、バンコク東部のパッタナカーン通りやクルンテープ・クリーター通り沿いにある高級住宅地の一斉捜索を実施。その結果高級住宅33棟、価格総額12億7500万バーツ(約62億円)を差し押さえたという。

記事は、タイでは外国人による土地・戸建ての所有が法律で制限されている中、この中国籍の男はペーパーカンパニー33社を設立し、タイ人女性とその母親を名目上の株主・取締役に据えることで規制を回避していたと指摘した。

また、高級住宅の購入資金はすべてこの男が拠出していたこと、捜査ではタイ人親子2人が事前に署名した白紙の株式譲渡書類30通も見つかり、男がいつでも株主を別の人物に入れ替え、会社のコントロールを実質的に維持できる仕組みを作っていたことを紹介している。

記事は、現地警察が1999年版「外国人事業経営法」および「土地法」の違反容疑で逮捕状の申請を準備しており、引き続き捜査を拡大する方針だと伝えた。(編集・翻訳/川尻)

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