台湾メディアの中時新聞網は24日、日本から台湾に帰化した女子サッカー選手2人が、9月に名古屋で開催されるアジア大会に台湾(チャイニーズタイペイ)代表として出場し、ホスト国の日本と対戦すると報じた。
記事によると、台湾に帰化したのは若林美里と田中麻帆の2選手。
記事は、ベトナムとタイも実力のあるチームであるため「純粋に大会のことだけを考えれば台湾にとって最悪の組み合わせ」と評した一方、「11月に行われるワールドカップ(W杯)大陸間プレーオフ予選を見据えれば、高強度の実戦経験を積む良い機会」との見方を示した。
また、「台湾代表には昨年、すでに日台ハーフの有力選手が加わっていた」とし、2017年の台北ユニバーシアードで日本代表として銀メダルを獲得した松永早姫が祖母のルーツである台湾に「帰化」し、今年のアジアカップで「母国」日本と対戦していたことを紹介した。
そして、若林と田中については「台湾での居住期間が5年を超え、国際サッカー連盟(FIFA)の帰化に関する条件を満たしたため、今年になって手続きを完了した」と説明。「男子では朱恩楽(トルコ出身)、小森由貴(日本出身)、安以恩(コートジボワール出身)、班吉(ハイチ出身)、羅偉(エルサルバドル出身)といった帰化選手が加わっているが、女子でも帰化選手が代表チームに力を貸すこととなった」と伝えた。
記事は、若林について「2020年にはイタリアでプレーする予定だったが、コロナウイルスの感染拡大によって偶然台湾に渡ることになった。その後、リーグ年間MVPを2度獲得し、『最強助っ人』となった」と、田中については「19年に台湾へ渡り、台湾体育大学に進学した選手で、ポジションはミッドフィルダー。台湾女子代表に不足していた左利きの貴重な戦力」と紹介している。(翻訳・編集/北田)











