台湾メディアの工商時報は23日、「最強のパスポート」ランキングでシンガポールが再び首位となったと報じた。

英ロンドンに本社を置く「ヘンリー・アンド・パートナーズ(Henley&Partners)」がこのほど発表した最新の「パスポート・インデックス(Henley Passport Index)」によると、前回に続き世界192の国と地域にビザなし渡航が可能なシンガポールのパスポートが「世界最強パスポート」となった。

シンガポールは2006年からの20年間でビザなし渡航ができる国・地域が70カ所増加した。一方、2006年当時首位だった米国は10位タイにまで順位を落とした。記事は、同じ順位で並ぶ国が多いため、実際には米国を上回る国は36カ国に上ると伝えた。

ランキング2位は日本と韓国とアラブ首長国連邦(UAE)で188カ国・地域。UAEは20年前には153位だったが近年大きく順位を上げた。3位はスウェーデンで187カ国・地域。スウェーデンは20年前に2位だったが、当時ビザなし渡航が可能なのは129カ国・地域だった。

4位は、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ベルギー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、スペイン。デンマークとフィンランドは20年前に米国と並んで1位だった。

中国は60位で、ビザなしで渡航できる目的地は83カ国・地域となった。一方、香港は14位(174カ国・地域)、台湾は34位(134カ国・地域)だった。

ヘンリー・アンド・パートナーズのクリスチャン・H・ケーリン会長は、「20年間のデータは、パスポートの強さが一国の地政学的な資本を最も明確に示すものだ」と説明。

また、「世界で最も強いパスポートを持つ国とは、他国がその国と貿易、投資、安全保障、または協力関係を築くことを望む国である。移動の自由は最終的に、他国がある国との関係をどれほど重視しているかを測る指標となる」と語った。(翻訳・編集/北田)

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