第4回中国・ロシア北極共同科学調査がこのほど、ロシア極東のウラジオストクで始まりました。両国の研究者は、北西太平洋から北極海にかけて、北極圏の急速な気候変動をめぐる最先端の基礎科学研究に取り組みます。
ロシア科学アカデミー極東支部太平洋海洋研究所のワシレンコ所長代理は、開始式典であいさつし、「現在、北極海航路の貨物輸送量は増加の一途をたどり、世界経済におけるその重要性は日増しに高まっているため、関連海域について包括的な科学的研究を行う必要がある」と語りました。
また、中国自然資源部第一海洋研究所の魏沢勲所長は、「今回の共同科学調査は北西太平洋と北極海の海域を重点対象とし、調査対象海域の海流など海洋の物理的な動き、気候変動のメカニズム、および海洋生態系に関する科学的理解をさらに深めるものだ」と述べました。
今回の科学調査期間は約62日間で、調査チームはチュクチ海、東シベリア海、ロモノソフ海嶺、マカロフ海盆、アムンセン海盆などの海域へ赴き、複数分野にわたる総合調査を実施します。急速な気候変動を背景としたこれら海域の海洋環境の変化の特徴を体系的に研究し、世界的な気候変動に対する応答過程とフィードバックのメカニズムを明らかにすることにしています。(提供/CGTN Japanese)











