ベルギーのブリュッセルで北京時間9月6日未明に行われた2026年ダイヤモンドリーグ最終戦で、中国の18歳の若手である厳子怡が女子やり投げで68メートル42の成績で大会記録を更新して、パリ五輪王者の日本の北口榛花を抑えて優勝した。厳は今シーズンになり正式デビューして以来、国際大会で5連覇を達成した。

中国メディアの光明網が伝えた。

厳は、世界陸連が発表した最新の世界ランキングで、女子やり投げ世界1位の座を確固たるものにした。中国陸上競技陣は馮彬が女子円盤投げで優勝したのに続いて厳が最終戦で2個目の金メダルを獲得したことで、世界の舞台における女子投てきの強さを改めて示した。

厳は2025年に、彗星のごとく出現した。この「怪力少女」は今年18歳になった後に初めてシニアクラスの国際公式大会に参加し、ダイヤモンドリーグの厦門大会の第1投でいきなり71メートル74をマークして優勝を確実なものにした。この成績は、チェコの名手シュポタコバが2008年に打ち立てた72メートル28の世界記録に、わずか0.54メートルにまで迫るものだった。厳はその後、欧州の舞台に挑み、オスロ大会、パリ大会、モナコ大会でも立て続けに優勝した。世界の陸上界はこの「若き力」に震撼した。

記事は、今回のダイヤモンドリーグ最終戦で、厳は天賦の才にとどまらない、極めて高い自己修正能力を示したと指摘した。厳は最初の3回の投てきのうち、2度はラインを踏んでファウルになった。一方で、北口は第1投で64メートル56を投げてトップに立った。厳は第4投で64メートル95を投げ、北口を逆転した。

感覚をつかんだ厳は第5投で投てきの瞬間の角度、速度、そして身体を伸ばすタイミングが一気に噛み合い、最終的に68メートル42の成績で大会記録を更新し、大逆転で金メダルを獲得した。記事は、「優勝までの過程は波乱万丈だったが、厳は試練の中で貴重な経験も得た」と評した。

厳は国際大会での5連覇を達成した後、「これは私にとって真の意味で、世界大会での初の金メダルです。シニアクラスの世界レベルでの戦いは、今日からやっと本当に始まったと言えます。今後はさらに十分な準備を整え、皆さんをもっと驚かせたいです」と述べた。(翻訳・編集/如月隼人)

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