中国・北京市で開催中の国際会議「香山フォーラム」に出席した鳩山由紀夫元首相が日中関係の現状に言及した。中国メディアの南方都市報が15日に伝えた。
記事は鳩山氏について「『中国通』で、過去20年間、中国との往来を頻繁に重ね、日中交流を推進してきた。日本の首相を務めていた際には、日本と中国との関係改善を主張したほか、日本とその他のアジア近隣諸国との関係改善も訴えた。退任後も、日中の人的・文化的交流活動に積極的に参加している」と紹介している。
鳩山氏は、同日から始まったフォーラムで、昨年11月に高市早苗首相が国会で述べた台湾有事に関する発言は「日本がこれまで示してきた公式見解とは全く異なる」ものであり、非常に残念であると言及。「私個人としては、日本の台湾問題に対する立場は変わっていない」と述べ、「高市首相は発言を撤回し、『一つの中国』政策を尊重しているというシグナルを明確に伝えるべき」と主張した。
また、東アジア共同体構想について、その原則は「自分の自由と尊厳を尊重するとともに、他者の自由と尊厳も尊重すること」と指摘。欧州連合(EU)のコピーである必要はなく、東アジアの状況を踏まえて構築するべきだとし、その第一歩として、中国、日本、韓国、東南アジア諸国による恒久的な対話フォーラムの必要性を訴えたという。(翻訳・編集/北田)











