米国政府が中国の習近平国家主席の訪米日程を発表した。習主席が国賓として米国を訪問するのは、民主党のオバマ政権期の2015年9月以来。

国賓歓迎晩餐(ばんさん)会には米財界の大物が「ずらり」と出席するが、首脳会談で、双方にとっての最大の懸念事項の解決で大きな成果が得られる望みは薄いという。フランスメディアのRFIが伝えた。

習主席と彭麗媛夫人は23日、米国首都のワシントン郊外にあるアンドルーズ統合基地に到着する。トランプ大統領は基地で習近平主席一行を出迎える。米国大統領がアンドルーズ統合基地で外国からの賓客を出迎えるのは極めて異例だ。

両首脳は24日にホワイトハウスで会談を行い、その後、国賓歓迎晩餐会に出席する。トランプ大統領は18日、「何千何万もの人がこの晩餐会への参加を望んでいる」と述べた。ただし、「ホワイトハウスで拡張中の1000人が収容可能になる宴会場は工事中なので、今回の晩餐会には使用できない」と説明し、「私に言わせれば、入場券は本当に争奪戦だった」「私は非常に親しい友人の多くに、あなたたちは本当に来られないと告げた」と説明を追加した。

米国政府が発表した晩餐会の招待客には、アマゾンのジェフ・ベゾス、テスラとスペースXのイーロン・マスク、グーグルのスンダー・ピチャイ、そしてデル・テクノロジーズのマイケル・デルらが名を連ねる。いずれもハイテク業界の大物であり、トランプ大統領と親しい人物だ。来賓名簿にはさらに、エヌビディアのジェンスン・フアン、オープンAIのサム・アルトマン、シティグループのジェーン・フレーザー、そしてアップルの最高経営責任者から最近になり退任したティム・クックなど、米財界の大物が名を連ねる。

ある米国側当局関係者は今回の訪問の実質的な内容について、米中両政府が非戦略的商品に対する関税の一部の緩和を準備している可能性があると説明した。

ただし当局関係者は、米国が対中輸出規制を緩和し、その引き換えに中国側が、より多くの希土類関連物が世界市場に流入するようにすることはないと予想されると説明した。双方は、中国側が許容する希土類の供給量の維持方法について協議はするが、米国側が対中輸出の規制緩和を交換条件にする可能性は低いという。

一方で中国商務部は19日、何立峰副首相が同日から23日にかけて代表団を率いて訪米し、「互いに関心を持つ経済と貿易問題について協議する」と発表した。

情報によると、中国の希土類鉱物に関する備蓄も議題に組み込まれ、会談は実務レベルで21日まで続く可能性がある。米国通商代表部は18日夜に、米国のグリア通商代表とベッセント財務長官が20日、何立峰副首相と面会すると発表した。(翻訳・編集/如月隼人)

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