2026/27明治安田J1リーグの開幕戦が7日に開幕し、MUFG国立競技場で鹿島アントラーズ横浜F・マリノスが対戦。Jリーグ史上最多となる6万3960人の大観衆が見守る中、先行を許す苦しい展開が続いた鹿島が、アディショナルタイムの2ゴールで4-3の劇的な逆転勝利を収めた。


 白熱の開幕戦を制した鹿島だったが、試合後の記者会見に登壇した鬼木達監督は、前半に喫した3失点に関して、「あってはならないような失点」だったとミスが絡んだ内容面を反省。「しっかりと気を引き締めて次に向かいたい」と、チームとしての課題を指摘。また、前半の戦いにおいては「球際の部分で相手の方が気持ちが現れていた」「チーム全体として、少し重心が重くなっていた」と振り返り、その結果として「守備への切り替えが遅れた」との見解を示した。

 その一方で、苦しい状況を跳ね返して逆転勝利を引き寄せた要因についても言及し、チームの精神力を高く評価した。指揮官は「最後まで諦めることなく、鹿島のメンタルの強さを見せれたゲームだった」と選手たちを称賛。この強靭なメンタリティと最後まで足が止まらないフィジカルを勝因に挙げつつ、その中でも「足が止まるか止まらないかというのは“頭(精神面)”の部分が大きい」と述べ、「そこが最後まで切れなかったということが、今いい方向に進んでいる証拠なのかなと思う」と続けた。

 選手たちが最後まで足を止めず、勝負を諦めずに土壇場で試合をひっくり返す鹿島の勝負強さが光った開幕戦。常勝軍団は強靭なメンタルを武器に、さらなる高みを見据えている。


【動画】これが鹿島の勝負強さ! AT弾2発で劇的逆転勝利
編集部おすすめ