◆第108回全国高校野球奈良大会▽3回戦 郡山11―8高田(20日・さとやくスタジアム)

 春夏通算12度の甲子園出場を誇る郡山が高田を下し、準々決勝進出を決めた。

 郡山打線は動じなかった。

初回に相手の失策も絡み先制するも、先発・古川陸翔(2年)が2回までに5失点。いきなり4点を追う苦しい展開に岡野雄基監督は「1年間乱ゲームや長い試合の練習をやってきたので、後半になればなるほど、試合の流れはこっちに来ると思っていた」と冷静だった。その言葉通り、郡山の猛攻が始まった。4回に3点を挙げて1点差にすると、5回にも3点を奪い一気に形勢逆転。さらに8回には、スイッチヒッター・鈴木逞斗(たくと)内野手(3年)が公式戦初アーチとなる2ランを放った。この日は4打数2安打3打点。「思ったより伸びた。あまり覚えていないがとにかく楽しかった」と笑顔を見せた。

 6点リードの9回には2番手・谷村大和(2年)が3点差まで詰められるも最後は空振り三振で締めて試合終了。両チームで29安打の乱打戦を制し、次戦へコマを進めた。

 23日の準々決勝は第3試合の智弁学園と奈良大付の勝者と対戦する。どちらが勝っても厳しい戦いが待ち受けるカードに指揮官は「次の試合は一つ目標にしていたところ。

(どちらのチームが上がってきても)絶対にこの夏超えたい壁だと思っている」と闘志を燃やした。

編集部おすすめ