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全く正しい怪獣映画「ランペイジ 巨獣大乱闘」怪獣に立ち向かう人類代表ドウェイン・ジョンソンの説得力

2018年5月18日 09時45分 ライター情報:とみさわ昭仁
2018年5月18日より全国公開される『ランペイジ 巨獣大乱闘』は、まったく正しい怪獣映画の傑作である。
5月18日(金) 全国ロードショー
(c)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

とある企業が、生物兵器の開発でひと儲けしようと、極秘の遺伝子実験をおこなっていた。実験は成功したものの、被験体の暴走によって遺伝子改造ガス(どういう原理か深い説明など無用!)が野に放たれてしまう。それを吸った野生のオオカミとゴリラとワニが凶暴化し、さらに巨大化し始める。やがて、彼らは何かに導かれるように、イリノイ州最大の都市・シカゴへ向かっていく──。
5月18日(金) 全国ロードショー
(c)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC

ビルよりデカい巨大ワニ


怪獣映画への興味の多くが、その“造形”にあるのは間違いないと思うが、そいつがどんなふうに暴れて人間を酷い目に遭わせるのか、どんな方法で都市を蹂躙するのか、そうした“破壊と殺戮の光景”を楽しむのもまた、怪獣映画における大きな見所と言える。

『ランペイジ』では、3大怪獣の元ネタが「オオカミ」「ゴリラ」「ワニ」ということで、ただの生物パニックものか〜と侮っている人もいるかもしれないが、ちょっと待て。その大きさが尋常じゃないのだ。最初に姿をあらわすオオカミの“ラルフ”なんて、もういきなりデカい。体長25メートルっすよ。

それに輪をかけてデカいのが、ワニの“リジー”。こちらは体長68.5メートルもある。68.5メートルって言ったらあなた、都営飯田橋二丁目アパート2号棟よりデカいぞ(伝わるだろうか?)。そんなやつが、大都市シカゴに上陸して、盛大にビル群を破壊してまわるのだから、大破壊好きにはたまらないだろう。
5月18日(金) 全国ロードショー
(c)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC

そしてメインビジュアルにもなっているのが、ホワイトゴリラの“ジョージ”。野生のオオカミとワニになんで名前がついてるのか意味不明だが、ゴリラがジョージと呼ばれているのにはわけがある。もともと飼育していた霊長類学者のデイビス(ドウェイン・ジョンソン)が名付けたからだ。

知らぬ間にガスを吸っていて凶暴さを増したジョージに、デイビスは不審な目を向ける。いったんは平静を取り戻したジョージに「おまえちょっとデカくなってね?」などと言ってるそばからどんどん巨大化がスピードアップ。どんなに暴れてもデイビスの言うことだけはきいていたジョージが、やがて制御不能な大怪獣に変わっていく。

証拠隠滅のために雇われた民間軍事会社の兵隊たちは、一瞬でオオカミに殲滅されてしまう。被害が公になってからは米軍も出動するが、なにしろ相手は巨大で、敏捷で、高い攻撃力を備えた怪獣たちだ。

ライター情報

とみさわ昭仁

1961年生まれ。ゲーム開発、映画評論、コレクター研究、古本屋店主、スカジャン制作、DJなど。神保町特殊古書店マニタ書房は、不定休で週のうち半分くらい営業。

URL:akihito tomisawa index

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