目の不自由な方たちが安心して街を歩けるように「音の出る信号機」を設置するため、毎年12月24日の正午から25日の正午まで生放送するチャリティプログラム『ニッポン放送 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』。今年のパーソナリティ・SixTONESのメンバー全員が無事24時間生放送を完走した。

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24時間の生放送を完走したSixTONES

目の不自由な方へ音の出る信号機を「第48回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」

24時間の生放送は今年のキャッチコピー「夢をチカラに」にちなみ、SixTONESのメンバーや目の不自由な方、リスナーのさまざまな夢にまつわるエピソードを届けた。“視覚障がい”にまつわる、さまざまな物語をメンバーが「生朗読」する【ハートフルストーリー】では、視覚障がい者の未来を変えようと「夢」にチャレンジしてきた人や、今チャレンジしている人たちのストーリーが紹介された。森本は日本の盲導犬の礎となった日本で最初の盲導犬の物語を、田中はお客さまからのサポートを受けて営業を続ける日本で唯一のユニバーサルシアターの物語を、ジェシーはラジオパーソナリティになる夢を持った視覚障がいの中学1年生の男の子の物語を披露した。また、24時間の生放送では、視覚障がい者の外出をサポートする最新技術や盲導犬の体験生レポート、盲学校での立体コピー機の使われ方など、視覚障がい者を取り巻く現状もリスナーに伝えた。

今年のミュージックソンは、新型コロナウイルス感染症対策をしっかり取ったうえで、豪華ゲストが次々と登場。24日には 出演順に、萩本欽一、ゆず、ぺこぱ、藤巻亮太、わたなべちひろ、サンドウィッチマンが、25日は榊原郁恵、Little Glee Monster、そして、SixTONESのメンバーと3年前に一緒にミュージックソンを担当した事務所の先輩、Kis-My-Ft2千賀健永二階堂高嗣が駆け付け、24時間の生放送を盛り上げた。

そして、今年はリスナーへの「夢」のプレゼントとして、いつもは「SixTONESのオールナイトニッポン サタデースペシャル」を放送している24日(土)23時30分から1時間半にわたり、スタジオの模様をYouTubeのSixTONES公式チャンネルで生配信。

25日になった瞬間にはメンバー全員で「メリークリスマス!」とお祝いしたほか、1月4日発売のニューアルバムに収録される新曲「Always」を生歌唱し、リスナーにとっては忘れられないクリスマスプレゼントになった。深夜1時(24日25時)からは京本大我がパーソナリティを担当した『SixTONESのオールナイトニッポン~ラジオ・チャリティ・ミュージックソンスペシャル~』、深夜3時(24日27時)からは松村北斗がパーソナリティを担当した『SixTONESのオールナイトニッポン0(ZERO)~ラジオ・チャリティ・ミュージックソンスぺシャル~』を放送。オールナイトニッポンの時間帯ならではの1人トークに、SNSを中心に大きな反響が見られた。

ゴールまであと1時間となる25日午前11時過ぎには、新型コロナウイルスの感染拡大のため、一昨年、昨年に続きスタジオに来られなかった筑波大学附属・視覚特別支援学校の児童がリモートで出演。メンバー全員と一緒に合唱曲としても人気の「Believe」を大合唱した。子供たちの明るく、元気いっぱいの歌声にSixTONESのメンバーは笑顔に包まれた。

エンディングでは24時間を締めくくる最後の曲として、メンバーの今の想いが込められた歌、SixTONESの「オンガク-声バージョン」が初オンエアされたあと、ひとりひとりから24時間を走り切った感想と温かい気持ちを寄せてくださったリスナーへの感謝の気持ちが伝えられた。最後、メンバーを代表し、田中から「『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』の夢は、日本の、そして世界のすべての信号機が音の出る信号機になることです。1 人では叶えられない夢です。いつか夢が叶ったとき、あなたと一緒に、歌って、笑いたいと思います。夢が叶うその日まで、これからもラジオ・チャリティ・ミュージックソンをずっとずっとよろしくお願いします」と語られたあと、全員で元気よく「ありがとうございました!」と話し、24時間、「夢」をチカラに多くの人に勇気を与え続けた「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は終了した。

番組が終了した25日(日)正午時点の募金総額は4133万2207円となった。

SixTONESメンバーのコメント

【ジェシー】
色々と学べて24時間無事終われたことに感謝です。
今年は笑顔あふれる24時間でした。夢がなくても目標があれば楽しく生きていけますし、意識することはタダなので、これを忘れずにみんなで笑いながら支え合って、これからも楽しんでいけたらいいなと思います。

【京本大我】
3年間、音楽に関する企画に携わることが多くて、音楽の力強さにも改めて気づかされ、自分を見つめなおすきっかけにもなりました。1年目から出会った方々との関係性がどんどん深くなっていき、今年はよりいろんなことを深く感じることが出来た24時間でした。

【松村北斗】
ゲストとのトークやリスナーの方々とのメールのやりとり、アナウンサー中継もあり、すごくライブ感のあるミュージックソンでした。3年目だったので、続けることの大切さを感じましたし、続けたからこそ浮かび上がる疑問もすごく多かったです。


これからも勉強を続けたり、触れ合う機会を絶やすことなく生きていきたいなと感じました。

【髙地優吾】
シンプルに楽しい24時間で、今までで一番早く感じました。
初めて担当したのがコロナ禍の2年前でしたが、今年はゲストの直接の声も聴けて、スタジオも笑顔にあふれたミュージックソンだったと思います。来年も携われることがあったら嬉しいです。

森本慎太郎
僕たちがミュージックソンを通して知ったことを伝えていく方法は、ラジオ以外にも歌などいろんなやり方があると思います。
リスナーからのメッセージを通して、僕たちSixTONESは誰かの夢を叶えることが出来る、希望を与えられるということを知ることができて嬉しかったです。

その思いを持ちながら、自分が取材や朗読を担当した盲導犬をもっと知ってもらえたり、音の出る信号機が普及して広がっていくように活動していきたいと思います。

田中樹
新しい発見がたくさんあるので、今年も1年目のような気持ちで挑ませてもらっていました。3年やってもまだ知らないことがあるんだって気づく24時間だったので、日常的にもっと周りに気を配れるようにしたいなと改めて感じました。
リスナーと僕たちの温度感が同じだったことが心地よく、幸せな24時間でした。ミュージックソンに携われたことが僕たちの誇りです。

『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』とは

「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は、目の不自由な方が安心して街を歩けるように『音の出る信号機』を設置する基金を募るチャリティ・キャンペーンです。

昭和50年(1975年)からスタートした「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は、毎年11月1日から翌年1月31日までの3ヶ月間に渡って展開されており、チャリティへの関心が高まるクリスマス・イブの12月24日正午から翌25日クリスマスの正午まで、ニッポン放送ゆかりの方をメインパーソナリティに迎えて24時間のチャリティ生放送を実施しています。

また、全国のラジオ局がその趣旨に賛同しており、北海道・STVラジオ、青森放送、IBC岩手放送、ラジオ福島、ラジオ大阪、和歌山放送、広島・中国放送、香川・西日本放送、福岡・九州朝日放送、ラジオ沖縄に、ニッポン放送を加えた全国11局のラジオ局が各局独自の「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」を放送しています。

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