『緊急取調室』シリーズ史上に残る“陳腐すぎる回”が波紋…「オチ丸出し」「見るのつらい」

 天海祐希が主演を務める連続テレビドラマ『緊急取調室』第3シーズン(テレビ朝日系、以下キントリ)の第5話が5月9日に放送され、平均視聴率は第4話の12.6%から1.1ポイントアップの13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 第5話では、大手法律事務所で弁護士を務める山下彩矢(国分佐智子)が失踪する事件が起きた。姑の山下昌子(真野響子)によると、かぼちゃを買いに出たまま、ゆくえがわからなくなったという。マンションの防犯カメラには黒いコートを着て大型のスーツケースを運ぶ男が映っており、さらに男がクルマにスーツケースを乗せているところを見たという情報も出ていた。

 警察では、その男が夫の山下翔太(山崎樹範)ではないかとの疑いが持ち上がるが、その後の調べで昌子であることが判明。その直後に翔太が「妻を殺した」と出頭するも、真壁有希子(天海)たちは昌子の犯行ではないかと疑っていた。

 結局、真壁たちの予想通り、昌子の突発的な犯行だったのだが、実は彩矢は気絶しただけで生きていた。しかし、昌子は死んだと思い、長期留守で鍵を預かっている隣人宅の冷蔵庫に彩矢を隠したはずだったが、意識を取り戻した彩矢は「姑と夫が共謀して自分を殺そうとしている」と疑い、警察に相談して警察病院にかくまってもらっていたというオチだったのだ。

 今回は最初から最後まで盛り上がりに欠ける印象だった。昌子が犯人であることはほぼ最初の時点でわかっていたが、このドラマでは最初から犯人の目星がつくことも多い。ただ、あまりにわかりやすすぎる内容に「話が陳腐すぎる」「1時間が長く感じられて、さすがに見るのがつらかった」「こんなわかりやすい出だしも珍しいね」という声が続出。

 というのも、冒頭で管理官・梶山勝利(田中哲司)が病院のような建物に入っていくシーンがあり、「彩矢が生きてるって丸わかりだったよね」「最初の時点で警察側は奥さんは無事ってわかってるはずなのに、やり方が回りくどすぎてモヤモヤする」という声が上がっていた。犯人どころか、オチまで予想できてしまっていたのだ。

 一方で、5月2日に放送された第4話はかなり評価が高かったようだ。ゴールデンウィーク期間中だったため、視聴率だけを見ると今回よりも低いが、ゲスト出演した松本まりかの怪演に「ぶりっ子の印象が強かったけど、すごい女優さんになってた!」「狂気と幼児性という相反した演技は、もうすごいの一言だった 」「松本まりかにヤラれた。4話は早くも令和史上に残る神回」と絶賛が相次いでいた。

 その上、第4話は、捕まった殺人犯の弟・樫村荘介(今井悠貴)を姉・茜(松本まりか)が操っていると思わせたところで、黒幕は寝たきりのふりをしていた祖母・澄江(鷲尾真知子)だったという驚きの展開で、まさに“神回”といえる内容だった。

 それに比べると、第5話はかなり陳腐だったといわざるを得ない。今期のキントリは放送回によって視聴者からの評価が分かれているが、終盤に向けておもしろい展開を期待したいものだ。
(文=絢友ヨシカ/ライター)

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