エニトグループは7月3日、「恋愛・恋活に関する費用ついてのアンケート」調査の結果を発表した。調査は5月18日~26日、全国20~39歳で社会人の未婚男女2,795名を対象にインターネットで行われた。


恋人の誕生日やクリスマスなど特別な日に支払う費用を聞いたところ、「大阪府」が4万2,270円で1位に。ワースト1位は「佐賀県」の1万5,569円で、大阪府との差はなんと2.7倍となった。

トップ10には「大阪府」のほか、北陸地方から2位「富山県」(3万6,565円)、7位「石川県」(3万3,442円)、瀬戸内海に面した3位「香川県」(3万6,315円)、5位「広島県」(3万4,608円)、東海地方の8位「三重県」(3万3,353円)、9位「愛知県」(3万2,838円)などがランクイン。この中で、恋愛エンゲル係数トップ10にもランクインしている「大阪府」(恋愛エンゲル係数6位)、「三重県」(同5位)、「神奈川県」(同9位)の3県は、日本でもっとも恋愛にアツい県と言えそう。

一方、ワースト10には「佐賀県」のほか、寒さが厳しい地方である2位「岩手県」(1万5,713円)、4位「山形県」(1万8,635円)、8位「新潟県」(2万786円)、9位「青森県」(2万1,262円)、内陸部の3位「奈良県」(1万7,820円)、6位「栃木県」(2万191円)、7位「長野県」(2万604円)などがランクイン。この中で、恋愛エンゲル係数ワースト10にもランクインしている「佐賀県」(恋愛エンゲル係数4位)、「岩手県」(同2位)、「長野県」(同1位)の3県は、恋愛に関して日本でもっとも倹約意識の強い県であることがわかった。


次に、結婚にかかる費用を聞いたところ、全国平均では「結婚式」が247万円、「新婚旅行」が48万円、「結婚指輪」が23万円で、合計318万円という結果に。「結婚式」の費用の理想と現実を聞くと、理想の204万円に対して、現実は247万円と、実に121%のギャップが明らかに。披露宴でのオプションや、招待客の追加などで増えたのか、実際には理想の2割増しで契約している人が多いよう。また、「婚約指輪」は給料の1ヶ月分が主流のようで、婚約指輪も用意するとなると、さらに32.0万円(購入者1,082名の平均)がプラスされる。

結婚費用を都道府県別にみると、1位「福井県」(402万円)、2位「福島県」(395万円)、3位「三重県」(389万円)がTOP3に。一方、ワースト1位は、会費制の結婚式が主流の「北海道」(159万円)がダントツ。
そのほか、ワースト10には2位「山形県」(251万円)、4位「岩手県」(273万円)、6位「秋田県」(281万円)、7位「宮城県」「青森県」(283万円)と、東北勢が多くランクインした。