定位置奪取を狙う長谷川もいい働きを見せている(C)産経新聞社

 パ・リーグは西武がいよいよ首位に立った。5月17日に行われた日本ハム戦(エスコンF)を6-3と勝利。

 試合では1点を追う7回二死二塁から代打で出た岸潤一郎が左越えに逆転の1号2ランをマーク、状態の良さが目立つ主砲タイラー・ネビンも2試合連続となる7号2ランを放つなど、大技、小技をからめて得点シーンを演出した。

【パリーグ大混戦】西武4年ぶり単独首位!!最大の理由は「ネビンの存在と”捕手を変えた勇気”」オリックス/ソフトバンク急失速「監督が何をしたいのか謎」これから上がってくるチームは?

 4月16日に最下位にいたチームが約1か月で急上昇、首位浮上したチームにどんな変化が起きているのか。球界内からも考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は5日18日に自身のYouTubeチャンネルに「【パリーグ大混戦】西武単独首位!!最大の理由は『ネビンの存在と“捕手を変えた勇気”』オリックス/ソフトバンク急失速『監督が何をしたいのか謎』これから上がってくるチームは?」と題した動画を更新。西武の戦いぶりに独自の考察を加えている。

 西武の浮上の要因に関しては一つ目に「キャッチャーを古賀にかえたな」として、「これがでかかったと思う」と捕手変更も吉と出たとした。

 さらに大きかったのは「ネビンが昇格してからすぐ打ってくれた」と主砲の働きを称える。

 今季は故障で開幕から出遅れたものの、合流後は出場14試合で7本塁打の荒稼ぎ、打率.412、OPS1.407と状態の良さが目立つ。

 その上で高木氏が隠れキーマンとして名前をあげたのが今季がプロ6年目シーズンとなる長谷川信哉だった。 

 現在のチームの起用法は「ライトを守っているカナリオが途中交代した後の1打席もしくは2打席」と右翼で先発出場したカナリオに代わって守備堅めでの途中出場が増えているとしながら、「(かわった打席の)どちらかで必ず貢献する」「これがまた渋い ダメ押しとか打ってくれる ホームランも打ってくれる」と限られた打席の中でしっかり結果を残していると評価。

 「この長谷川もポイントになってきている」とした。

 長谷川は5月15日の日本ハム戦(エスコンF)でも6回の守備から途中出場すると1点リードの7回二死一、二塁の好機に相手先発、達孝太のフォークを振りぬき、貴重な2点適時二塁打をマーク。

チームを助けた。

 高木氏も「ネビン1人が入ってきたことによって変わり始めた」と打線で好循環が起きているとして、ほかの注目打者には好調な平沢大河の名前もあげ「これが覚醒しているよな」とコメント。打線に勢いをつけているとした。

 パ・リーグも6位のロッテまでが5・5差と混戦模様となっている。引き続きの熱い戦いで主役を張るのはどのチームとなるのか。西武を含め各球団の戦いぶりに注目が集まっていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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