早田の準決勝敗退に中国メディアも反応した(C)Getty Images
埼玉県・所沢市民体育館で開催中の「アジア卓球選手権・世界卓球アジア予選 日本代表選考会」は5月27日、男女の決勝トーナメントが行われた。女子準決勝では、早田ひな(日本生命)と赤江夏星(日本生命)が対戦。
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第1ゲームでは11-9と赤江が接戦で制し、続く第2ゲームも11-8で赤江が連取。さらに第3ゲームでも赤江が相手に隙を与えず11-5でものにし、ストレート勝ちを収めた。
パリ五輪メダル獲得など国際舞台の実績で大きく上回る早田に対し、21歳の赤江が完勝。また、男子でも同じくパリ五輪代表の篠塚大登(東都観光バス)が16歳の川上流星(木下アカデミー)に敗れるという“波乱”も起きている。
まさに今大会では、男女とも若手選手の台頭がクローズアップされる内容となっており、これらの試合結果には、海外メディアも関心を寄せる。中国ポータルサイト『捜狐』が大会レポートの特集記事を掲載しており、早田、篠塚の敗退について、「単なる“番狂わせ”ではなく、日本卓球界という巨大なピラミッド構造が、大きく揺れ動いている証でもある」などと主張している。
さらに、若手選手が世界ランク上位選手を破る現状から、「かつてのような“一強”や“二枚看板”の時代ではなく、今や日本卓球界は群雄割拠の時代へ突入している。国際大会への切符は、国内での苛烈な競争を勝ち抜かなければ手にできない」と指摘。日本国内のレベルの高さを評し、「その競争は残酷だ。だが同時に、日本卓球界全体の層の厚さを押し上げる原動力にもなっている」と説明。
また同メディアは、今大会の結果を受け、改めて、日本選手同士による競い合いについて、以下の様な私見を綴っている。
「早田ひなや篠塚大登のような実績ある選手にとって、過去の栄光はもはや保証にはならず、常に進化し続けなければならない。なぜなら、背後から迫る若い才能たちの足音は、すでにはっきりと聞こえているのだから」
男女代表を牽引してきたプレーヤーが、勢いに乗る若手選手の前に涙を飲んだ。やはり今回の結果には、“下剋上”という言葉は当てはまらないのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]



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