神山智洋(WEST.)が単独初主演を務める連続ドラマW‐30『白暮のクロニクル』(WOWOW)が、3月1日23時より放送・配信されることが決定。また、ゲストキャストとして桜庭ななみ、水間ロン、田村健太郎、片山友希、原田佳奈、工藤遥ら11名の出演が発表された。



【動画】ドラマ『白暮のクロニクル』に竹財輝之助、伊藤歩、光石研ら出演 特報到着

 原作は『機動警察パトレイバー』『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』など数々の人気作品を生み出した、画業43年を数える漫画家ゆうきまさみの同名漫画。2013年から2017年まで「週刊スピリッツ」で連載されたミステリー作品で、「吸血鬼(オキナガ)×公務員」という異色のコンビが難解な事件に挑むという斬新な設定で人気を博した。

 神山が演じるのは、不老不死の体質を持つ「オキナガ」で、見た目が18歳、実年齢は88歳の雪村魁(ゆきむら・かい)。オキナガ絡みの殺人事件の捜査に協力する傍ら、60年間にわたり、未年(ひつじどし)のクリスマスに起こる連続殺人事件、通称「羊殺し」にかつての恋人を殺されており、犯人を突き止め、復讐を果たすことを目的としている。

 オキナガたちを管轄する厚生労働省の「夜間衛生管理課」、通称“夜衛管(やえいかん)”への異動を通告され、魁との連絡係を命じられる新米職員の伏木(ふせぎ)あかり役には松井愛莉。魁とあかりはバディとなり、衝突を繰り返しながらも事件解決に向けて協力し合う。


 “夜衛管”の責任者で、厚生労働省の参事官でもある竹之内唯一(たけのうち・ただひと)役に竹財輝之助。オキナガに対して偏見を持っている刑事・唐沢役に高橋努。魁が暮らす私設図書館「按察使文庫」(あぜちぶんこ)の執事で、公私共に魁を支える実藤寿一郎(さねとう・じゅいちろう)役に大林隆介。その私設図書館「按察使文庫」の主で150年程生きているオキナガ、按察使薫子(あぜち・かおるこ)役に伊藤歩。あかりの“夜衛管”での上司で教育係の久保園幹也(くぼぞの・みきや)役に光石研。個性豊かな面々が2人を取り巻く。


 今回解禁されたゲストキャストは総勢11名。信頼できる唐沢の部下・鳴宮役に桜庭ななみ。「カインの裔(すえ)」というサイトの管理人でオキナガのムラカミ役に水間ロン。失踪した妹を探す青年・梶田直役に田村健太郎。魁のかつての恋人・長尾棗(ながお・なつめ)役に片山友希。雑誌「週刊セロン」のライターで魁と同じく「羊殺し」を追う須本美和役に原田佳奈。
ある殺人事件の容疑者として浮上するオキナガの紫堂邦明役に吉村界人。

 また、「羊殺し」をモデルにした映画『眠れない羊たち』に主演する女優・鈴川なえ役に工藤遥。その映画『眠れない羊たち』のプロデューサー・鳥飼誠役に矢柴俊博。過去に竹之内と親交のある昭和の大女優・伊集幸絵役に霧島れいか。ある出生の秘密を抱えるあかりの父親・伏木修介役に利重剛。魁と約束を交わす謎の老女役に水野久美。


 これらのキャラクターがどのように物語に絡み、魁とあかりの前に立ちはだかるのか? そしてこの中に魁とあかりが追う「羊殺し」の犯人は潜んでいるのか? 吸血鬼探偵が挑む、極上のミステリーエンターテインメントの幕が上がる。

 連続ドラマW‐30『白暮のクロニクル』は、WOWOWにて3月1日より毎週金曜23時放送・配信(全12話)。