1996年放送の月9ドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ系)が香港大手メディアPCCW Media傘下のMakerVilleにより初の海外リメイクされることが決定した。同グループ傘下のViuTVなど各プラットフォームで放送・配信予定。



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 『ロングバケーション』は、1996年4月15日~6月24日まで、月9枠で放送されたドラマ。結婚式当日に婚約者に逃げられてしまった女性・葉山南(山口智子)が、逃げた相手のルームメイトだったピアニスト志望の青年・瀬名秀俊(木村拓哉)の家に転がり込むところから始まるラブストーリー。放送当時、「月曜はOLが街から消える」といった“リアルタイム視聴の月9現象”や、ロケ地として使用されていた東京隅田川に架かる“新大橋”やビルを聖地巡礼する若者が集まるなど、社会現象となった。

 リメイク制作については、これまでもアジアを中心に高い関心が寄せられていたものの、契約締結には至っていなかった。今回のMakerVilleとの契約においては、同社のViuTVが開局10周年を迎える節目の年であり、約30年前に誕生したヒットIPの活用という点で方向性が合致したことから、結果として契約締結後、制作および放送予定の調整まで円滑に進む運びとなった。

 香港版リメイク『悠長假期(香港版)』では、若きピアニスト・瀬名秀俊役に、香港の人気ボーイズグループ「MIRROR」のメンバー呂爵安(Edan Lui)を起用。また、天真らんまんな葉山南役には、人気タレントでモデルの李佳芯(Ali Lee)が出演することが決定している。

 ViuTVは、4月23日に開催された同社の10周年記念イベントにおいて、香港版リメイク作品を紹介した。当日は、本作を象徴するシーンの一つである、瀬名秀俊と葉山南がスーパーボールを弾ませ合う場面をモチーフとした演出が行われ、併せてリメイクについて「30年の時を経て、多くの方に親しまれてきた恋愛ドラマを、ViuTVを通じてあらためてお届けできることをうれしく思います。瀬名秀俊と葉山南、この2人の関係性は、多くの方にとって思い出深いものではないでしょうか」と紹介した。

 初の海外リメイク制作決定を受け、作・脚本の北川悦吏子は「見つけてくれてありがとう。どんな風に生まれ変わるか、楽しみです!!」とコメントした。


※北川悦吏子のコメント全文は以下の通り。

◆『ロングバケーション』作・脚本:北川悦吏子

「『ロングバケーション』が香港でリメイクされると聞いて、大変、光栄に思います。もう、30年も前の日本の作品。時代は変わりました。スマホもネットも、普及していません。舞台も日本から香港に。一生懸命、私が、昼夜忘れてシナリオを書き、一生懸命、役者が演じてスタッフが動き、一生懸命、日本の皆さんが見てくれた作品です。見つけてくれてありがとう。どんな風に生まれ変わるか、楽しみです!! 頑張って下さい!」

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