5月22日より全国公開される映画『OXANA/裸の革命家・オクサナ』より、オクサナ役に抜てきされたウクライナの新星アルビーナ・コルジのコメントが到着した。

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 ウクライナ出身のアーティストであり、フェミニスト運動「FEMEN」の共同創設者として知られるオクサナ・シャチコ。

本作は、乳房をあらわにした上半身にメッセージを記し、花冠を頭にまとった強烈なスタイルで抗議活動を続け、わずか31年という短い生涯を闘いに捧げたひとりの革命家の人生に着想を得た、実話に基づく物語。

 オクサナを単に英雄としてではなく、迷い、傷つき、立ち上がり続けた“ひとりの人間”として描き、芸術と抵抗のあいだで生きた彼女の軌跡をとおして、自由とは何か、闘うとはどういうことかを観る者に問いかける。

 ロシアによるウクライナ侵攻のなか、Zoomでのオーディションを通して見事オクサナ役に抜てきされたのは、ウクライナの新星アルビーナ・コルジ。「10年前、FEMENの女性たちは多くの重要なことを叫んでいました。でも誰も耳を傾けなかった。彼女たちは当時から、ベラルーシやロシアのテロリズムについて警鐘を鳴らしていたんです」と語る。

 オクサナ・シャチコに惹かれた点について、「彼女は“理念のために人生すべてを捧げた人”です。そこまで覚悟を持てる人は多くありません。彼女は自分を信じ抜いた。それはとてつもなく強い力です」と憧れを口にする。

 役作りのために、オクサナの家族や友人、FEMENのメンバーにも会ったというアルビーナは、「オクサナたちが始めたFEMENは、社会に大きな波を起こしました。メディアがフェミニズムを取り上げるきっかけを作り、“自分をあるがままに受け入れる”という考え方が社会に浸透していった。
今のFEMENは、そこからさらに独自の方向へ進化した別の存在だと思います。彼女たちはこの映画の描き方を好ましく思っていないようでした」と語る。

 この映画が自身に対してどんな意味を持ったかについて問われると、「この映画は、自分自身を信じること、人を信じることを教えてくれました。ありのままの自分を受け入れられるようになったし、多くの人と出会い、人としても俳優としても成長できた作品です。撮影中も撮影後も、『自分に未来はあるのだろうか』と不安になることがありました。でも、どんな困難にも向き合えると気づけた。私を強くしてくれたんです」と答えた。そして「この映画が、オクサナたちの“真実”を理解するきっかけになればと願っています」と力強くアピールした。

 映画『OXANA/裸の革命家・オクサナ』は、5月22日より全国公開。

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