【写真】『未解決の女 警視庁文書捜査官』制作発表記者会見
原作は麻見和史の小説『警視庁文書捜査官』(角川文庫)。脚本は、波瑠の出世作である連続テレビ小説『あさが来た』を手がけた大森美香だ。
直感だけを頼りに突っ走る熱血刑事・矢代朋(波瑠)が配属されたのは、文書整理をする窓際部署「特命捜査対策室」第6係。そこで出会った、文章から書き手の性格を読み取る頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木京香)とバディを組み、“文字”を糸口に未解決事件を捜査していく。
第6係に持ち込まれたのは、連続変死事件の被害者である女性二人の「遺書」。その恋人でフリーライターのMizuki(風間俊介)は1日も早い犯人逮捕を望んでいる。その後の捜査で、Mizukiが、10年前に密室で殺された人気ミステリー作家・嶋野泉水(中山美穂)のゴーストライターだったことが分かり、事件は意外な方向へ…。
主演の波瑠は、正義感と情熱を武器に、なりふり構わず事件解決に奔走する熱血刑事役。これまで『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ・カンテレ系)や『BORDER』(テレビ朝日系)などクールな役柄が多かっただけに、「意外性あって面白い」「すんごい新鮮だなぁ」といった声がネット上であがった。
劇中、人が苦手という理沙が、朋にワイヤレスのイヤホンを渡し、代わりに取り調べを頼んだシーンが登場。朋が「またこの、コナンくん形式ですか?」と言いながら、手で蝶ネクタイの形を作った場面に、『名探偵コナン』のファンは驚き。