1位は女性向けブランドを展開する企業
平均年収316万円
今回は、上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、「年収が低い会社ランキング2025【従業員の平均年齢30代】」を作成した。
対象は、従業員の平均年齢(単体)が30代の上場企業。単体の従業員数が100人未満の企業は除外している。
早速、ランキングを確認していこう。
1位は、ANAPホールディングス(HD)。平均年収は316.0万円だった。
同社は女性や子ども向けにアパレルブランドを展開している。従業員の平均年齢は30.2歳だった(24年8月末時点)。
業績は厳しい状況が続いていて、今回のランキングで対象となった2024年8月期は約12億円の最終赤字だった(連結子会社の清算完了により、ANAP単体ベースの数値)。赤字が続く中、24年11月には事業再生ADR手続きに基づく増資で債務超過を解消した。
低迷する事業を立て直すべく、25年からはエステ事業と、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)投資事業を強化している。ANAPの新規事業については、2025年11月25日配信の記事『【スクープ】東証スタンダード上場ANAPから41億円が流出、大半が金融業者に還流か…疑惑の「資金還流スキーム」を独断実行した前社長は別の上場企業に転身の怪』でも詳しく報じているので、ぜひチェックしてみてほしい。
2位は障害者の就労支援事業を手がけるmanabyで、平均年収は321.8万円だった。本社は宮城県仙台市にある。
3位は熊本県に本社を持つテクノクリエイティブ。平均年収は322.6万円だった。システムインテグレーションやエンジニアリング事業などを手がけている。従業員の平均年齢は38.6歳(24年9月末時点)。単体の従業員数は1143人と、トップ5社の中では断トツで多かった。
4位は大阪府のジンジブで、平均年収は327.1万円だった。高校生向けの就職求人サイト「ジョブドラフトNavi」など、高卒就職の採用支援を中心とするサービスを行っている。24年3月に東京証券取引所グロース市場に新規上場した企業だ。従業員の平均年齢は30.2歳となっている(25年3月末時点)。
5位は同じく大阪府に本社があるWOLVES HAND。
平均年収400万円未満は37社
サービス業が最多
また、今回のランキングで平均年収が400万円を下回ったのは37社だった。
37社の内訳を業種別に見てみると、サービス業が17社で最も多く、次いで小売業が10社、情報・通信が6社、不動産が2社、卸売業と化学が1社ずつという結果になった。
(ダイヤモンド・ライフ編集部)

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