◆ZETT旗争奪 第33回日本少年野球中四国春季大会(5月30、31日・倉敷市営球場ほか) ▽中学生の部・決勝 宇和島ボーイズ9―8金光ボーイズ=延長8回=

 「ZETT旗争奪 第33回日本少年野球中四国春季大会」(報知新聞社など主催)の決勝が、5月31日に行われた。中学生の部は宇和島ボーイズ(四国支部)が13年ぶり2度目の制覇。

小学生の部は大洲ボーイズ(同)が初優勝を飾り、中四国王者に輝いた。「第29回大和川大会」も決勝が行われ、神戸ボーイズ(兵庫県東支部)が大会初V。ジュニアの部は大津瀬田ボーイズ(滋賀県支部)が制した。

  喜びを抑えられなかった。延長8回、宇和島・五島の打球が右翼手の頭上を越えた。同点の三塁走者に続き一塁から清家が拳を握り、跳びはねてサヨナラVの生還。ベンチを飛び出したナインに包み込まれたヒーローは「絶対打ってやると。ストレートに張っていた。気持ち良かった」。歓喜の輪の中心で、13年ぶりの大会制覇に舞った。

 優勝へつないだのは清家だ。タイブレークの延長で先に3点勝ち越された。

1点差に迫った2死二塁で代打。アウトなら終戦の重圧も何の中前へ快打し、その後の劇打を呼んだ。仲間が「天然」と称した背番号3は「覚えてない。もう忘れた。三振しないことだけ」とひょうひょうと答えた。

 エースで4番の舩見を家庭の事情で欠きながら、昨秋に続きつかんだ中四国王者の価値は大きい。寿崎主将は「ジャイアンツカップも春も(支部予選で)負けて、今大会は絶対に取ろうと話していた。気を抜かずに全員で戦えば、全国出場は通過点。全国で上位を目指せるチームと思っている」と自信をにじませた。

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