女の子は、なんであんなに焼き芋が好きなのだろう。僕も好き。
なんであんなに美味しいんだろうか、焼き芋は。

そして、焼き芋といえば屋台で購入することが多いだろうか。寒い夜道で、ホクホクのうちにいただくのがイメージ。
でも、家で本格的な美味しい焼き芋を楽しむことも不可能じゃない。東洋アルミエコープロダクツ株式会社が開発した、『石焼きいも黒ホイル』を使うとイイらしいのだ。

とにかく画像を見ていただきたい。真っ黒! 普通のアルミホイルと、まずは色が違う。でも、何のために? 同社に伺ってみた。
「銀ホイルと比べて約半分の時間で焼くことが出来て、甘味も石焼き芋と同等の甘味となります」
アルミホイルの片面を特殊なインクで黒く印刷することで、熱吸収効果を高めた。結果、普通のアルミホイルの約半分の時間で調理できるようになったという。

これに包んでオーブントースターやグリルで温めれば、家庭内で美味しい焼き芋がいただける。また、トウモロコシに使っても、焼き色をつけて美味しく仕上げることができるそうだ。


そこで、実際に家で使って試してみました。さつまいもをオーブントースターで温めて、焼き芋を作ってみたい!
ただ、通常のアルミホイルとの違いも確認してみたいので、銀のアルミホイルで包んだ芋と『石焼きいも黒ホイル』で包んだ芋を同時に温めてみて、実験。20分ほど温めてみました。

そして、20分後。トースターから取り出してみようとすると、手に取ってみた時の熱さが違う。黒ホイルの方が、圧倒的に熱がある。これは期待できそうだ……。
まず、断面はどうなっているか? 包丁で真っ二つにしてみました。銀ホイルの方の断面を見てみると……。う~ん、明らかに半ナマ。まだ未完成。温め時間が足りなかったのかもしれないが、どうにも難しい。

一方、黒ホイルの方は? もう、トースターを開けた時点でいい匂いがするんですよ。焼き芋の匂い! 断面を見てみると、ほんのりとした色味。明らかに熱が伝わっている!

早速、『黒ホイル』で温めた焼き芋を食べてみました。……お~、焼き芋! 美味しい!! 確かに屋台の石焼き芋に、かなり近い仕上がり!
一方、銀ホイルの方は? かじってみると、硬い……。まだ、食べれたモンじゃない。正直、残念な仕上がり。
それにしても、ここまで違いが表れるとは! かなり、ビックリです。

そんな、この『石焼きいも黒ホイル』は昨年の9月1日より発売中。反響も、同社に続々と寄せられている。
多い意見としては、「今まであまり焼き芋を食べなかったけど、家族で焼き芋を食べる機会が増えました」といった感想。他には「オーブンでの加熱時間目安の約半分の時間で、しっとり焼けておいしかったです」といった意見も。

忙しい主婦のため、短い時間で調理ができるよう協力。
その時間を他に使ってもらうなど、機能性によって“美味しさ”と“時間”を提供する。
そんな、“黒いアルミホイル”である。
(寺西ジャジューカ)
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