K-POPガールズグループ「少女時代」。
ビートマニア系で、3つのレーン上部から落ちてくるブロックをリズムに合わせて狙い撃ち。
気持ちいいのは、のびのびブロック。「THE BOYS」なら、マイボーーーーイって歌ってる「ボーーーー」のところ、ブロックからびよーーんって棒が伸びていて、押し続けなければならない。これが、ボーーーーって歌ってる気持ちと合致してGOOD。
しかも、伸ばして歌うところの音程が変わるときは、のびのび棒がコの字に曲がっていて、音程の変化に合わせて指をスライドさせるシンクロ感。
「音楽がメインでゲームはオマケね」というゲームなめた感はゼロ。難易度もガッツリ。
「いやいや、音ゲー上級者には簡単だよ」っつー猛者は、難易度設定を変えればOK。EASY/NOMAL/HARD/EXTREMEの4段階。
EXTREMEは鬼っす鬼。2つ同時タップは当たり前。のびのび棒が交差してたり、左レーンはのびのびで、残り2レーンでタップ連続、本体を振るモニョモニョまでたくさん出てきて、無理無理無理理理っ! 鬼すぎ、誰もできないだろ。
MODEって設定もあって、×1、×2、×4、×8とブロック落下スピードを変更可能。
Mirrorは、なぜか表示が反転して、鬼難易度になるというモード。Hiddenは、手前に板が乗ったようになってブロックが見えなくなるこれまた鬼モード。
と、「ここまでやるの!?」的な作り込みの凄まじさは、音ゲーに付加される部分でも威力発揮。
プレイするとカードがもらえる少女時代メンバーのブロマイド的なカード。コレクションするだけじゃなくて、カード2枚を合体させて新しいカードを合成することもできる。
なんか華麗にプレイしたらもらえるカードもあるようだが、まだそこまで上達してないのでゲットしてない(悔しい)。
さ、ら、に! 面作成機能もあるのだ。「MAKE NOTE」を選ぶと、音に合わせてブロックを設定できるという凝りよう。どこまで作り込むのかっ。
そして、まだある。
全然違うタイプの音ゲーがもう一個はいってるのだ。いままで説明したのがTAP。もうひとつの音ゲーがSHAKE。ターンテーブルを回してプレイするタイプ。
無料部分だと、ショートプレイが数曲ぶんできるだけだが、ファンじゃなければ、じゅうぶん遊べる。ファンならば、「6Songs Package Bonus Card+10 Max Deck+40」を買っても、もったいなくないデキだと断言しましょう。(米光一成)