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本の帯文ってどうやって書いてるの? 歌人・枡野浩一は『濡れた太陽』で愛の告白

 ――枡野浩一(歌人/五反田団「生きてるものか」出演者)

ちょっと角度を変えてみた。
それまでは平田オリザの演劇論がナンバーワンだった。
でも平田オリザは演劇論こそナンバーワンだけれど、
舞台自体はあまり私の好みではない。
平田オリザとも交流の深い前田司郎の本作は、
演劇論の面で平田オリザを超えたと思っている。
しかし平田オリザの名前を出すとカドがたち、
前田さんにご迷惑をかけてしまうかもしれないから、
少し表現をやわらげてみた。

 【C案】
 君は歌人なんだから短歌を主役にした小説を書けば
 だれにも負けないのにと某有名作家に言われて、
 短歌の小説を書いたことがあります。売れました。十万部くらい。
 寺山修司や俵万智を例に出すまでもなく、短歌と演劇は親戚です。
 戯曲家でもあり演出家でもあり役者でもあり小説家である、
 筋トレするひまもないのに腹筋が割れている前田司郎にしか書けない小説。
 本作は前田司郎のすべての表現の代表作となり、売れる予感がします。
 予感が当たったら前田さん、僕をいつかまた五反田団に出してください。
 ――枡野浩一(歌人/五反田団「生きてるものか」出演者)

さらにちょっと角度を変えて、
自分が小説を書き、
小ヒットを出したことがあるという事実を活かしてみた。
その小ヒットした小説は『ショートソング』(集英社文庫)。
今年の集英社文庫「ナツイチ」にも入っているが、
宣伝臭がするといやみなので書名などは伏せてみた。
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