新しいアルバムの発売もして現在も精力的に活動するMr.Children。しかし、1990年代後半の彼らは活動休止を経験するなど、多くの悩みを抱えていた。特にヴォーカルの桜井さんは今でこそ笑顔が目立つが、この時期のインタビューを見るとまったく笑わず、目がどこか虚ろで不精ひげを生やしているものもある。
90年代後半のインタビューの内容を今改めて振り返ってみると、現在も最前線で活躍しているのが信じられないほどだ。今回はそんな多くの悩みを抱えていた時期のMr.Childrenを雑誌での桜井さんのインタビューより振り返っていこう。

【大ブレークでの葛藤】


Mr.Childrenは94年~96年に「ミスチル現象」と呼ばれるほどのブームを起こし、出す曲はみなヒットした。そのため、アイドル的な人気があった(1995年「anan」の抱かれたい男ランキングで桜井さんが5位にランクインしたほど)が、桜井さんは自身へのアイドル視を悩んでいた。事実、「スター稼業は嫌」「ファンからキャーキャー言われて自分が天狗になるのが嫌」などと語っており、アイドル視される"Mr.Childrenの桜井和寿"とひとりの人間としての"桜井和寿"のギャップに苦しんでいたことが分かる。
また、バンドとしてあっという間にセールス面では大成功してしまい、今後はなにがあるのかと音楽面での悩みもあったと語っている。

【プライベートでの問題】


また、この時期は桜井さん自身のスキャンダルにより、プライベートな部分でも余裕がなかった。後に過去の活動を振り返ったインタビュー