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ボルティモアに“奇跡の4人”が揃った「第13回アメリカ横断ウルトラクイズ」は何一つ色褪せてない

ここで、同番組の総合演出を務めた加藤就一氏のコメントを引用しようと思う。
「13回準決勝のボルティモアは、個性立てがちゃんと4人にできた。珍しい『奇跡の4人』だった」(ファミリー劇場『今だから話せるウルトラクイズ丸秘証言集』より)
多くの視聴者が“主人公”と捉え、その姿を追っていた立命館大学クイズ研・長戸。異常に勝負強く、誤答を恐れず早押しの世界を構築してしまうハンドパワー・永田。斜に構え、それでいて異常に長戸をライバル視する秋利。ボタン押しは極めて遅く、しかし解答権を獲得すれば100パーセントの確率で正解をゲットしてしまう“考えすぎのコンピューター”田川。

このボルティモアでは、決勝進出者の2名が絞られるまでに60分以上の時間を要したという。何しろ、長戸が通過席に着いたのは計8回。それまでの7回は、通過席に着くたびに他の解答者(主に秋利)に阻止されていたのだ。
長戸 僕はもう、途中でイヤになりましたけどね。抜ける気がしないんですよ。「また、アカンのかな」みたいな(苦笑)
秋利 止められると思ってました(笑)。
(ファミリー劇場『今だから話せるウルトラクイズ丸秘証言集』より)

しかしこの熱狂の番組も、3年後の第16回大会を最後に終了してしまう。クイズ王を目指していた我々にとっては寝耳に水の“事件”だったが、その不安要素は13回の戦い模様に密かに見え隠れしていた。
「(ウルトラクイズの参加者が)千人、二千人、四千人の時とかは、当然含まれているクイズマニアの年齢層が高いでしょ。だから残ってくるのも味わいのある、5回の時の『火消しのやっさん』みたいなのがいて、若いやんちゃなのがいて、おばさんがいて、マドンナとか言われる若い女の子がいて……みたいな人間社会のいろんな年齢層がいるから。(中略)押しなべて言うと10回超えて、11、12、13、14、15と段々数字が下がってきたのと、クイズ研の割合がどんどん増えていってるっていうのがシンクロして行って」(総合演出・加藤就一氏 「QUIZ JAPAN vol.1」より)...続きを読む

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