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結局、主人公は自分のことしか考えてない「あさが来た」124話

朝ドラ「あさが来た」(NHK 月〜土 朝8時〜)2月25日(木)放送。第21週「夢見る人」第124話より。原案:古川智映子 脚本:大森美香 演出:西谷真一
結局、主人公は自分のことしか考えてない「あさが来た」124話
イラスト/小西りえこ

124話はこんな話


面会が解禁になったあさ(波瑠)の元へ、たくさんの見舞客が訪れ、その中に、はつ(宮崎あおい/崎の大は立)と惣兵衛(柄本佑)、藍之助(森下大地)親子もいた。

女の生きる道


良妻賢母になるための大事な話を、千代(小芝風花)が語る。
「男はんいうのは生まれつき、おなごにちょっと下でいてほしいと思う性分」で「頭のいいおなごを妻にする流行も上流階級にはあるのやけど、男よりでしゃばりやなんてことは決してあかん」のだそうだ。
そういう中で、新次郎(玉木宏)みたいな希有な旦那さんと出会ったあさは、幸せ者だ。
かつて、あさは、自分が恵まれていることを忘れてはいけないと、いろいろな人に言われてきた。だからからか、萬谷(ラサール石井)が捕まったことを聞いた時、彼を責めることなく、むしろかばう。
彼を追い込んだのは自分のせいだと言うあさ。炭坑の落盤事故のことを振り返る時も、サトシ(長塚圭史)の話を伏せて、自分の管理不足としていた。
もうちょっと親身になって萬谷の話を聞いてあげていたら・・・と後悔の念を口にする、できた人・あさに、朝ドラの限界を感じざるを得ない。
結局、無菌の善人にまとまってしまうんだよなあ。
そうしないと朝ドラとしては、多くの視聴者に支持されないことは「まれ」で実証済み。比べたらいけないと思いながら、「まれ」の主人公は、自分が好きなことばかりやって反省などほとんどせず、視聴者に批判されまくっていたが、それくらいの業の深さがある人物のほうが本当は面白い。

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