こうなったら、どうします? カレーと麺、両方いただいちゃいますか?
いやいや、世には「カレーうどん」という素晴らしきメニューがあります。そうとなれば、決まった! 近所の蕎麦屋へ、食べに行きましょうか。
……でも、そういえばウチにレトルトカレーが残ってたっけ。これでカレーうどんは作れないのかしら。カレーにうどんを入れるだけじゃダメ?
"素"とお湯と市販のレトルトカレーを混ぜ合わせるだけで出来上がる
そんなことを考えていると、打って付けのブツを発見! YK STORES株式会社(福岡県北九州市)が5月31日から発売しているのは、その名も『レトルトカレーをカレーうどんにする素』です。

使用法は、至って簡単。この"素"とお湯とレトルトカレーを混ぜ合わせるだけで、簡単にカレーうどんのルーが出来上がるとのこと!
今まで、このような商品は見たことがありませんでした。
「現在、レトルトカレーってご当地品などを含めとんでもない種類があります。『その全てが簡単に"カレーうどん"になれば、二度(ライス&うどん)楽しめる!』と思いました」(吉田代表)
でも、そもそもカレーそのままじゃダメなんですか? カレーうどん用にアップデートする必要はあるんでしょうか?
「朝一で削りだしたかつお節、昆布、椎茸など日本の旨味と専用に醸造した醤油を使って、和風に仕上げた"素"です。この旨味が『レトルトカレー』と『うどん』を、さらにおいしくいたします!」(吉田代表)
合わせたレトルトカレーの銘柄によって、色々なカレーうどんが楽しめる
この『レトルトカレーをカレーうどんにする素』のターゲット層は、「ファミリー」と「忙しいひとり暮らし」だそう。
じゃあ、まずは「ファミリー」に向けた同社の思いからご紹介しましょう。
「お父さんは激辛レトルトカレーの、お母さんは和牛の高級レトルトカレーの、お姉ちゃんはグリーンレトルトカレーの、末っ子さんはキャラクターの子供向けレトルトカレーの……、それぞれのカレーうどんを家族みんなで楽しみながら食べ比べして、食卓に笑顔を生むことができればと考えています。
一方、この"素"は「仕事に追われて料理をする時間がない一人暮らしの人」にとっても嬉しい。レトルト気分で、手軽にカレーうどんが楽しめちゃうのだから。

というわけで、「忙しいひとり暮らし」である筆者が『レトルトカレーをカレーうどんにする素』を取り寄せてみたいと思います!
はい、届きました。

では、いよいよカレーうどんを作ろうかな。でも、どのカレーに合わせてみようかしら。だって、レトルトカレーってご当地品含めとんでもない種類があるのだから。
「とんでもない数のレトルトカレーを試食して完成させた『レトルトカレーをカレーうどんにする素』ですが、個人的な感想としては『ハウス カリー屋カレー 中辛』と『新宿中村屋 インドカリースパイシーチキン』が合うと思いました。また、キーマカレーとうどんの相性の良さにもびっくりしています」(吉田代表)
じゃあ、今回は『ハウス カリー屋カレー 中辛』でうどんカレーを作りますよ!

さあ、まずはレトルトを熱湯に入れて3~5分待ちます。勝手知ったる工程です。
一方で『レトルトカレーをカレーうどんにする素』30mlと熱湯60mlを丼に入れ、混ぜて溶かします。
その前に、いざ"素"の蓋を開けてみると、確かに和風な匂いがしました。少し、麺つゆの香りに近いものがあるかもしれない。

この時点でちょっと舐めてみるとかなりしょっぱいのですが、めちゃめちゃダシ効いてることが即座にわかります。これは、うどんに合いそう!
じゃあ、レトルトカレーのルーを投入しましょうか。


そして、うどん1玉を投入。

こんな感じで、あまりにも簡単に完成です!

では、早速いただくでしょ! 箸でうどんをすくい、ズルズルっとすすります。……あっ、たしかに和風。とは言え、日本蕎麦屋でいただくようなカレーうどんとも異なる。
座標軸があるとすれば、かなりカレーライス寄りに位置するカレーうどんだと感じました。お気に入りの味でカレーうどんが出来上がるし、この辺は完全に新境地だろうなぁ。
そんな『レトルトカレーをカレーうどんにする素』は、Amazon等のウェブサイトにて購入することができます。
「カレーうどんとして旨味が増したのはもちろんですが、『カレーライスとしてもさらに美味しくなりました!』『色んなレトルトカレーで試してみたい!』といった声が寄せられています」(吉田代表)
なんと発売翌日の6月1日時点で、早くもAmazon「たれ・ソース」部門の1位を獲得。そして、当然のごとく今(6月13日現在)では品切れとなっているこの『レトルトカレーをカレーうどんにする素』。
カレーうどんへの間口を"ドカン"と広げ、奥行きを"ギュン"と深めてくれた感があります。よ~し、今度はグリーンカレーを使ったカレーうどんで冒険してみようかな!
(寺西ジャジューカ)