review

空前のオタク大戦争「レディ・プレイヤー1」スピルバーグからのメッセージに泣け

『レディ・プレイヤー1』は、かつてないほどにスピルバーグが「自分の映画と、自分の映画の観客」について言及した作品である。世紀のオタク大戦争映画で発された71歳の巨匠のメッセージは、涙腺にくるものがあった。
空前のオタク大戦争「レディ・プレイヤー1」スピルバーグからのメッセージに泣け

クソな現実からダッシュで逃げろ! 巨大VR空間でのお宝争奪戦


『レディ・プレイヤー1』の原作はアーネスト・クラインが2011年に発表したSF小説。凄まじい密度で挿入されたマニアックなネタの数々、大量に登場する版権キャラ、オタクに優しいボーイミーツガール的ストーリー、『ゲームウォーズ』というダサい邦訳版タイトルなどが話題を呼んだ作品である。映像化不可能(権利的な意味で)と思われた『ゲームウォーズ』をスピルバーグが撮るというのだから、第一報を聞いた時にはどういう作品になるのか想像もつかなかった。

『レディ・プレイヤー1』の舞台は2045年の世界だ。すでに人口問題や貧富の格差、環境汚染は飽和した状態となっており、一部の金持ちを除いてほとんどの人間たちはトレーラーハウスを鋼管フレームで垂直に積み上げたスラムに住んでいる。幼い頃に両親を亡くしたオタク少年ウェイドも叔母のトレーラーハウスで暮らしており、現実世界には何一つとして楽しいことがない。

人々の支えになっているのがVRソーシャルゲーム"オアシス"である。VR用のゴーグルや対応デバイスを装着して没入するオアシスは、学校から教会、ショッピングモール、さらに多数のゲームやギャンブル、無数の娯楽を内包しており、それぞれが惑星単位で分割されているというひとつの宇宙だ。オアシス内で用いるアバターはオリジナルのキャラクターでも版権キャラクターの二次使用でもOKで、どこかで見たようなキャラたちがそこらじゅうを歩いている。第二の現実であるオアシスに、人々は金も時間も大いにつぎ込んでいるのだ。...続きを読む

あわせて読みたい

レビューの記事をもっと見る 2018年4月24日のレビュー記事
「空前のオタク大戦争「レディ・プレイヤー1」スピルバーグからのメッセージに泣け」の みんなの反応 3
  • 匿名さん 通報

    スピルバーグの遺言にも取れるラストカットか!興味が出てきました❗

    1
  • 匿名さん 通報

    ( *• ̀ω•́ )b グッ☆

    0
  • 匿名さん 通報

    IOI社のシクサー研究員の面々がナードだらけな件。 1upボーナスもゲーム的。 直接的な表現は無かったがモローのハリデーに対する強い友情が感じ取れた。

    0
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

新着トピックス

レビューニュースアクセスランキング

レビューランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

トレンドの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

エキサイトレビューとは?

エキレビ!では人気のドラマやテレビアニメ、話題の書籍を人気ライターがレビュー、解説! 人気ドラマのあらすじや、話題の書籍が支持される理由の考察、国民的アニメに隠された謎の解明など話題の作品の裏話を紹介。

その他のオリジナルニュース