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「フリースタイルダンジョン」長野の山賊追い剥ぎスタイルでモンスター狩りまくり

2018年05月30日(水)11:00

即興のラップバトル番組『フリースタイルダンジョン』5th season Rec 2-4(→公式、→テレビ朝日、→Abema）で毎週火曜日深夜放送。

チャレンジャーが５人のモンスターを倒せば賞金100万円獲得の即興のラップバトル。

即興で、韻を踏みながら、言葉とリズムを相手にぶつける８小節２ターンの勝負だ。
３本勝負、２本先取で勝利。
ただし、判定が全員一致するとクリティカルとなり即勝利確定である。

チャレンジャー、MC☆ニガリ a.k.a.赤い稲妻(→twitter)。
前回、裂固（→twitter）を破り、次なるモンスター呂布カルマ（→twitter）、舌を出しゆらりと身体を揺らしながら登場。

呂布カルマ「長野で一番？　他に出てこねぇだけだろ
勘違いしてんじゃねぇよクソガキ」
ニガリ、呂布のガキ呼ばわりに対して、
「いや違ぇよ　いつでも目線は平行
その上でどっちがヤベェか決めんぞ」
と返す。
「目線」（en）と、「決めん」（en）で韻を踏み、
最後の言葉を「へーこー」（eo)に「決んぞ」(eo)と揃えて
うねりを生み出す。

ROUND2、呂布カルマ先攻。
「俺とこいつが拮抗　嘘でしょ　泣きそう
ちゃんと聞こ　えてんのかな　この即興」
「拮抗」「泣きそう」「聞こ」「即興」と複層的に韻を踏んで、
ニガリが煽りＶで言っていた「無の境地」へとつなぎ、さらにまた「修行」と踏む。
文脈的不自然さなしで、ここまで組み立てる凄さ。
ニガリ
「無の境地アンタもう追い込まれ袋小路Alright？」
とストレートな韻。
呂布の「海賊」というワードを受けて、
「お前が海賊なら俺海ない長野の山賊追い剥ぎスタイル」
と盛り上げてから、
「オメェの身ぐるみ剥がして
いやこのシャツ俺着ません」
とトレードマークになってる奇抜なシャツをディスる。

ROUND2でニガリ、クリティカルとって勝利。

次なるモンスターは、崇勲（→twitter）。
沈黙のあと後攻を選ぶニガリ。
崇勲いきなり
「ニガリ　ただのデブ
ニガリ　ただの丸顔」
と、小学三年生なみのストレートな悪口を吐き
「ニガリ　元野球少年
ニガリは　ここで消えるでしょうね」
と韻を踏んでまとめる。

「崇勲こそただのデブ」というディスをうけて崇勲が
「ただのデブがこのステージ上がれるわけねぇのに」
と言い、それに対して
「崇勲ステージ上がって満足かよ
上がるだけじゃなくてかましてからがラッパーだろ」
と強烈なフレーズを投げつけるニガリ。
ROUND2つともとって、ニガリの勝利。