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「下町ロケット」新春ドラマ特別編はまるで大人向けの戦隊ヒーロー物だった。農業ロボット、発進!

このままいけばリコール(製品を無償で回収・修理すること)を実施せねばならない伊丹は、シャフトの使用を認めてもらうため、佃のもとを何度も訪ねては頭を下げる。だが、かつて危機に陥ったギアゴーストを佃製作所は全社を挙げて支援したにもかかわらず、伊丹が裏切ってダイダロスやキーシンとついたという経緯から、当然ながら佃は拒まざるをえなかった。佃以上に社員の反発は強く、技術開発部の立花(竹内涼真)にいたっては、もし伊丹の要求を飲むなら会社をやめるとまで言い出す。

嵐と共に恨みも去りぬ


このころ帝国重工は、的場の失脚によりプロジェクトのリーダーに復帰した財前(吉川晃司)のもと、農業ロボットの第2弾として無人コンバインを完成させ、さらに農業ロボットによるキャラバンを編成し、台風などの災害時には出動して全国各地のユーザーを支援する体制を整えていた。

そこへ大型台風が日本に接近する。当初は、関東への上陸が予想されたため、キャラバンは埼玉県深谷市の要請を受けて出動するも、台風の進路が外れたため中止となる。結局、台風は北陸地方を直撃するのだが、そこには佃製作所の元経理部長の殿村(立川談春)が農業を営む新潟県燕市も含まれた。佃は殿村の家で使われるコンバインの様子を見るため、島津や技術開発部の山崎(安田顕)、加納(朝倉あき)、そして立花をともない新潟へと駆けつける。

殿村の家のコンバインは、父・正弘(山本學)の早急の判断で稲刈りに着手したこともあり、しっかりと実力を発揮した。一方で、これまでさんざん殿村をバカにしてきた農業法人の稲本(岡田浩暉)は予想を誤り、台風上陸の直前になってやっと稲刈りを始めたものの、とても手が足りない。そこで泣きついたのが誰あろう殿村だった。殿村は、同じコメづくりをする者として稲本の気持ちを汲むと、それまでの恨みを水に流し、彼に使っていないコンバインを提供する。これに心を動かされた佃は、財前にキャラバンの出動を要請。稲本はダーウィンのユーザーであり、本来なら帝国重工が助ける筋合いではないのだが、財前は独断で出動を決めた。
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下町ロケット

下町ロケット

池井戸潤の直木賞受賞作を阿部寛、土屋太鳳らでドラマ化。2015年の10月期に放送したエンターテインメント巨編『下町ロケット』の新シリーズ。TBS 日曜劇場にて、2018年10月14日〜12月23日放送(2019年1月2日に特別編放送)。

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