今年1月に櫻坂46の新メンバーとして加入した3期生の11人。加入してから8ヶ月が経った彼女たちだが、最近では『Platinum FLASH』(光文社)『blt graph.』(東京ニュース通信社)などの雑誌に各メンバーが登場したり、8月7日に開催された『IDOL RUNWAY COLLECTION Supported by TGC』に3期生として出演したりと、目まぐるしいほどの活躍を見せている。
まず、PerfumeやBABYMETALの中元すず香らを輩出した「アクターズスクール広島」卒業生の谷口愛季は、3期生楽曲「夏の近道」でセンターを務めるなど、屈指の表現力を持っているメンバー。加入当初のドキュメンタリー映像では、数々の曲の振付を手掛けるプロダンサーのTAKAHIRO氏から、他のメンバーを引っ張っていくような存在感や“目の強さ”があると高く評価された。今後、グループのパフォーマンス面を牽引するメンバーに成長していってくれるのではないだろうか。また、芸人のジョイマンが好きで、グループの冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京系)ではメンバーの名前でジョイマン風に韻を踏む特技を披露してスタジオを沸かせており、そんなギャップも魅力だ。
また、田村保乃に一目惚れをして櫻坂46を好きになったという山下瞳月は、6thシングル『Start over!』に収録されている3期生楽曲「静寂の暴力」では初のセンターに抜擢された注目メンバー。公式ブログでは、「今回はセンターを努めさせていただいたのですがもちろん賛否両論あると思います 全て受け入れて自分の今後に活かせるよう頑張りますのでよろしくお願い致します」と決意を明かしていた。なお、TAKAHIRO氏は山下を「どんどん曲に没頭していくことで自分の奥底を掘っていけるタイプ」と称していたが、「静寂の暴力」のMVでは曲の世界観を見事に体現しており、コメント欄でも「何度見ても圧倒される」「感動しました」「デビューして半年でこのダンスと表現力は凄い」といった絶賛の声があがっていた。センター経験者として、これからの櫻坂46を引っ張ってくれることに期待したい。
そして、2期生の増本綺良を“推しメン”として挙げている村山美羽は、『そこ曲がったら、櫻坂?』でMCを務めるハライチの澤部佑から“不思議な空気感”と称されるなど、加入当初から不思議ちゃんキャラとして目立ってきた。同番組で行われた企画「櫻坂46学力ランキング!」では、数学のテストで自信を覗かせるも、20点満点中4点という予想外の結果に終わってスタジオを驚かせるなど、独特の個性が光っているメンバーと言えるのではないだろうか。その一方で、加入当初のドキュメンタリー映像では、ダンスレッスンの担当者から、その技術を高く評価する声もあがっており、パフォーマンス面でも活躍していくことだろう。
加入時から経験を積み、少しずつ個性や存在感を発揮している櫻坂46の3期生。今回紹介した3人の他にも、才能に溢れたフレッシュな逸材が揃っている。これからますます活躍の場を広げていくであろう、3期生の活躍に注目していきたい。