ラランドのサーヤ(30)が、Netflix映画「THE RIBBON HERO リボンヒーロー」の声優に抜擢され、賛否の声が上がっている。


 本映画は手塚治虫の名作「リボンの騎士」を原案とした長編アニメ。

制作陣には人気クリエーターが名を連ね、海外映画祭での上映も決定している期待作だ。


 しかし、5月末に第1弾予告編が公開されると状況は一変。主役がサーヤだと分かったうえ、棒読みとも聞こえる台詞にアニメファンは困惑。ラランドのファンからも疑問の声が相次いだ。


《声がモゴモゴしていて聞き取りづらい》《そもそも声質がキャラデザと合ってない》《なんでこの仕事受けたのよ》《上手いとか下手とか以前にサーヤなんだよな》


 お笑い芸人が声優を務めることは珍しくないが、ここまで批難が集中した例は近年では稀だろう。その背景には、サーヤの「芸風」も影響しているとお笑い業界関係者は語る。


■「サーヤ節」が目立つ演技


「ラランドの実力は若手芸人界でトップレベル。“鼻につく”という声は聞きますが、“面白くない”という声はほとんどない。さらにサーヤは女芸人という枠組みを飛び出し、実業家やマルチタレントのような位置で評価されている。西野亮廣や高比良くるまに近いものがあります」(業界関係者、以下同)


 だが、演技のみの一点となると評価は変わる。


「ラランドは漫才で頭角を現した芸人で、コントにおける演技も上手いわけではない。サーヤがドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)に出演した際も賛否両論あり、癖が強い・不自然だというコメントが目立ちました。

下手というより“サーヤ節”が強すぎるという印象です」



アニメオタクを揶揄するような発言も

 さらに足を引っ張るのが、過去の発言だ。サーヤは他人を客観視して笑いに変える“冷笑系”に分類されることが多い。


 ラランドYouTubeチャンネルの「架空のアニメで声優練習」という企画では、自身の演技を卑下しながら「腐女子すぎない?」「休み時間に音読してたやつじゃん」「銀魂女子だったな今の」と発言。オタクを揶揄するとも取れるその言葉が、今回の炎上でも蒸し返されている。


 こうした芸風が評価の邪魔をするのでは、と前述の関係者は分析する。


■「人間味がある」と好感度が上昇


 芸人界隈の評判はどうか。今回の件について「苦手な分野にまで手を出すのはどうか」と苦言を呈する人もいるが、一方では意外な反応も見られるという。


「サーヤはお笑いだけにとどまらず、音楽・俳優・執筆と多彩な活動を展開していて、なかでもバンド・礼賛は音楽業界での評価も高い。そんな何でもそつなくこなすサーヤを可愛げがないと敬遠していた人も多かった。ですが、不得意分野が明るみに出たことで『人間味があるなあ』『苦手そうなのに頑張ってる』と好感度が上がった、という話も聞こえてきます(笑)」


 まだ1分強の予告が公開されたばかり。本編はファンを納得させられるか。


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