「軋轢があっても生き残る人間は生き残るとしか思わない。温かく迎え入れても辞めるヤツは辞めちゃうし」
4月23日、昼の情報番組『羽鳥慎一 モーニングショー』で、若者の「働き方」に関する特集でこのように語ったのは元テレビ朝日報道局員の玉川徹氏(62)。
上司が気を遣いすぎて新入社員の成長の機会を奪うという「ホワイト・ハラスメント」などの議論に関して、千葉商科大学の常見陽平教授と番組内で論争を繰り広げたことが話題になっている。
「玉川さんは若者の働き方について、『昔の話をすると、僕なんか全然上司の言うことを聞かない新入社員で軋轢はすごかった。軋轢がどうのこうのって問題なの?って(思う)』とコメント。また『今の世代だけ苦しい思いをしているっていうのは、むしろ甘やかしているんじゃないの?』と、若者特有の苦しみに関しても疑義を呈していました。
これに対し、常見教授は『精神論で世の中を見てはいけない』と反論。若者の働く苦しみについても『玉川さん、それは全く賛同できないですよ。苦しさの種類が違う。そもそもハラスメントがこれだけ容認されていた社会っておかしいと思いませんか?』と真っ向から異議を唱えていました。双方とも冷静さを失っているようで、生放送の情報番組であることを忘れて議論に没頭しているようでしたね」(スポーツ紙記者)
先日も玉川氏の発言が大きな問題に。4月10日、『モーニングショー』で玉川氏は、イランとの協議に出席するとみられるアメリカ側の顔ぶれを紹介した中で、トランプ大統領の娘婿クシュナー氏について「ユダヤ人ですよね」などと言及。これが駐日イスラエル大使からの抗議を受け、同月15日、テレビ朝日は番組ホームページで玉川氏の名前や発言の文言を出さないまま謝罪した。
失言はこれだけではない。
■玉川氏が持つ「数字」と「コスパ」
これまで多くの問題発言が指摘されている玉川氏だが、なぜテレビ朝日から重宝されているのか。
「今も昔も、とにかく数字を持っているんだそうです。玉川さんがコメンテーターとして番組に出演するようになったのは若い頃に『スーパーモーニング』で自分のコーナーを持ったときからですが、番組内でもトップの瞬間視聴率で名物コーナーになりました。
『モーニングショー』も6年連続で同時間帯での番組トップの視聴率を誇っています。朝8時からの激戦区にも関わらず多くの支持層がついていて、失言しても視聴率が落ちないのもすごいところ。電通発言で一時謹慎しましたが、玉川さんが戻ってきたら番組の視聴率が上がりましたからね」(テレビ朝日関係者)
もうひとつの理由として「コストパフォーマンスの高さ」があるという。前出のテレビ朝日関係者が続ける。
「玉川さんはディレクター時代から優秀で、自分でどんどんネタを取ってきていたそうです。コーナーを持った時からディレクター兼リポーターとなり、自分で取材してきたネタを番組で自分が発表するようになりました。
これだけ数字を持っているなら芸能事務所に入ってタレントになればいいのにと思いますが、それをしないのが玉川さんの義理堅いところ。定年後も他局に浮気せずに『モーニングショー』と再契約したので、テレ朝側もタレントほどの高い出演料を払わずに玉川さんを使い続けられるんです」

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