「フジテレビは5月12日、3つの指針からなる新たな企業理念を発表しました。同局は昨年、元タレント・中居正広氏(53)と同局の元アナウンサー女性のトラブルを発端とした一連の問題によって、企業の存続を揺るがす大騒動に見舞われました。

’81年に掲げたキャッチフレーズ『楽しくなければテレビじゃない』を“履き違えた”反省から、企業イメージを刷新する狙いがあるようです」(テレビ局関係者)

清水賢治社長(65)を筆頭に、着々と再生に向けた改革を進めるフジテレビ。いっぽう、同局が新たな企業理念を発表した日は、奇しくも、中居氏が同局と親会社が設置した第三者委員会に“反撃”を開始してから丸1年経った日だった。

同委員会は昨年3月末に公表した調査報告書で、中居氏が被害女性に働いた行為を“業務の延長線上における性暴力”と認定。トラブル発生前に被害女性を誘い出した“手口”も判明し、中居氏に対する世間の風当たりは強まっていった。

「しばらく沈黙していた中居氏ですが、昨年5月12日を境に代理人弁護士を通じて同委員会に反論を繰り返しました。ですが、同委員会は被害女性に二次被害を与える恐れがあるとして、交渉を打ち切りに。それでも中居氏側は、7月に入ってからも2度にわたって同委員会に抗議。8月にはトラブルの内容を詳報した『週刊文春』にも抗議していましたが、それを最後に目立った動きは見られません」(スポーツ紙記者)

昨年1月に芸能界を引退して以降、1度も公の場に姿を現していない中居氏。昨年は地元・湘南での事業展開や福祉活動を構想していることが報じられたほか、YouTubeでの再開活動を模索するなど社会復帰に向けた準備を進めていたという。

しかし、現時点ではいずれも実現していない。ある芸能関係者は言う。

「芸能界ではいまも、中居さんの復帰を望む声があります。

昨年11月に有料配信サービス『DOWNTOWN+』をスタートさせたダウンタウン松本人志さん(62)も、中居さんを気にかけていたひとり。同番組の会議では、中居さんを“街ブラ企画に出演してもらおう”という案も持ち上がったそうです。ですが、中居さん本人が復帰の意向を示していないこともあり、正式なオファーには至らなかったようです」

実際、1月6日発売の『女性セブン』では、記者の直撃に《(復帰について)言葉にしたこともなければ、考えたこともない》と完全否定してた中居氏。最近では、中居氏の復帰を待ち続けるファンが色めき立った出来事もあったが……。

前出の芸能関係者は、こう続ける。

「今年4月に、中居さんの個人事務所『のんびりなかい』のホームページのドメインが更新されたのです。そのため、ファンの間では“復帰の予兆ではないか”との見立てが広がりました。

たしかに個人事務所はまだ廃業されていませんが、有料ファンサイトの返金作業に時間がかかっているとも聞きます。ドメインが失効してしまえば、第三者にドメインを乗っ取られ、悪用されてしまう危険性も。活動再開の兆しというよりも、リスク管理の徹底という意味合いが強いのかもしれません。

中居さんがどのような形で社会復帰するかはわかりませんが、同委員会に対する反論は“宙ぶらりん”のままです。現状は名誉回復したとは言い難く、今後は中居さん次第になるのではないでしょうか」

果たして、避けて通れない“課題”とどう向き合っていくだろうか――。

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