◆MAZZEL、初の全国アリーナツアー開催
MAZZELは、SKY-HI率いるBMSGのオーディション番組「MISSIONx2」(ミッションミッション)から誕生。KAIRYU(カイリュウ)、NAOYA(ナオヤ)、RAN(ラン)、SEITO(セイト)、RYUKI(リュウキ)、TAKUTO(タクト)、HAYATO(ハヤト)、EIKI(エイキ)の8人からなり、2023年5月17日にデビューを果たした。本ツアーは、4月8日にリリースした2ndアルバム「Banquet」を携え、4月25日の兵庫・GLION ARENA KOBE公演を皮切りに全国4都市11公演を開催。追加公演では新曲を含む計27曲を約2時間半にわたって披露し、会場を熱狂させた。
◆MAZZEL、 豪華絢爛な“宴”の幕開け
暗転した場内に重低音のBGMが鳴り響き、色とりどりのペンライトが瞬き始めると、巨大スクリーンにメンバーが次々と映し出され、特別な宴の始まりを予感させる。割れんばかりの歓声の中、重厚なサウンドで「BANQUET BANG」のイントロが流れ出し、ステージ上に8人のシルエットが浮かび上がった。NAOYAの「Banquet what?」という合図で眩い光が降り注ぎ、まるでウエディングケーキのように大小の円卓が2段に組み上がった絢爛豪華なステージセットで、8人がグラスを片手に優雅に宴を楽しんでいる。RANがNAOYAにイチゴを食べさせるかのような仕草を見せ、客席からは悲鳴にも似た歓声が湧き上がった。
熱狂が冷めやらぬまま、激しい落雷のようなSEから「MAZQUERADE」へ。 RANによる凄まじいキレのポッピンダンスで圧倒すると、間髪入れずにSEITOが作詞・作曲に携わった「MAKERZ」へと突入。カメラへ獰猛に視線をぶつけながら上手・下手へと縦横無尽に躍動し、ラストのサビではステージいっぱいに等間隔で広がり、胸を焦らすような高熱量のボーカルを叩き込む。勢いそのままに繰り出された「Fire」では、鮮烈な赤の照明と大量の火の特効が上がり、ラストにはNAOYAの手のひらから本物の炎が噴き出すマジックさながらの演出で場内を驚愕させた。
◆MAZZEL、国立代々木競技場での公演に喜び
一転して「Get Down」のハッピーなイントロが鳴ると、一気に明るさを増す。「ついに来たぞMUZE!」「会いたかったよ~!」と口々に叫ぶメンバーたち。NAOYAが「今日は全員幸せに帰すからみんな待っててね~」と宣言すれば、SEITOは「代々木やばくね!?」と興奮の様子を見せ、全員が「最高すぎる」「でかいな!」と広大な景色に感嘆の声を漏らした。ここでTAKUTOが「もっともっと最高な1日にするために、あるものを用意しました」と笑みを浮かべる。KAIRYUが「何?たっくんのソロ曲?」と乗っかる中、TAKUTOが「それと同じくらい貴重。ちょっと待ってみんな、トロッコ来たぞー!」と声を上げ、場内は色めき立った。「会いに行っちゃうよー!」と2台のトロッコに分乗した8人はアリーナの通路へ。NAOYAが手鏡を取り出してメイク直しのお茶目な仕草を見せる一方、メンバーは至近距離のMUZEへ向けて手を振り、ハートや指差しなどファンサービスを乱れ打つ。「CAME TO DANCE」ではRYUKIが「MUZE!この曲でタオル回して遊べますか?」と煽り、NAOYAが「タオルが無かったらティッシュでもいいからね~」とキュートにフォロー。色とりどりに発光するペンライトの光の中、全員で力強くジャンピングし、ラストにはKAIRYUがビブラートを数秒間にわたって代々木の天井へ響かせ、メンバーからも「上手っ!」と絶賛の嵐が巻き起こった。
その後のMCでは、SEITOが「元気があればなんでも出来る!」とアントニオ猪木風に叫ぶと、KAIRYUが「あらっ、SEITOオリジナルの名言」とボケ、NAOYAがすかさず「どこがやねん」と鋭いツッコミを見せる。さらに「今日気合バチバチですよ」と胸を張るRYUKIが、メンバーの「例の物見せてよ」のフリでカメラに腕のアップを要求。
また、前日の過ごし方に話題が及ぶと、NAOYAが「昨日、パパがなおのお家に来とったから、自炊でチャーハンとナスとピーマンの味噌炒め作りました」と告白。KAIRYUが「NAOYAのお父さん、結構まん丸で可愛らしいのよ。いつもシャツをタックインしてて」と明かすと、NAOYAも「お腹でかいのにタックインするから、ほんま風船みたいになってるねん(笑)」と笑顔を見せ、ライブが楽しみで久々に寝付けなかったという微笑ましい本音を共有し合った。一方のSEITOは「俺は昨日、RYUKIのお父さんとサウナ行った」と発言。RYUKIも「これはガチ。俺とせいちゃんと俺のパパで夜サウナ行きました。横向いたらパパとせいちゃんがおるから、俺が1番意味わからんかった(笑)」とコメントし、家族ぐるみの仲の良さで客席を和ませた。
◆ MAZZEL、可愛らしいユニット曲から妖艶な「Trap」まで振り幅で魅せる
ステージは一転して、NAOYAとHAYATOによる「to me」でパフォーマンスを再開。
続く「Fantasy」では、一変して甘くチルな空気が流れ、オーディションの課題曲でもあった同曲を当時からの成熟を物語る洗練されたパフォーマンスで披露。続いて、オレンジ色のノスタルジックな光に包まれる中、KAIRYU、TAKUTO、RANの3人がステージへ。ユニット曲「I’m yours, You’re mine」を披露し、「君以外はいらない」という一途な想いが込められた極上のR&Bナンバーを、3人の一糸乱れぬメロウなボーカルリレーで歌い上げ、観客の耳を潤した。ピアノの静謐な旋律に吐息が混ざり合い、TAKUTOのソロダンスが始まると空気は一変。TAKUTOの「二度と戻れないこの沼に落としてやるよ」という囁きを合図に、「Trap」が幕を開けた。SEITOが低音で放つ「忍ばすこの爪は囮 溺れさせてやるよ」のフレーズに、TAKUTOのキラーセリフが重なり、場内からは悲鳴混じりの歓声が止まらない。ラストサビでは、NAOYAが踊りながら振り返りざまにSEITOの首筋へ妖しく手を添えるアレンジを披露し、楽曲のラストには至近距離で数秒間にわたり2人が視線を絡ませ合うという、息を呑むようなエンディングで圧倒した。
◆ MAZZEL、生バンドとの融合で後半戦へ
グループの公式YouTubeチャンネル内コンテンツ「MAZZEL ROOM(通称:まぜべや)」のアリーナツアー特別編では、NGワードゲームの映像が流れ、会場は温かい笑いに包まれていたが、気付くとステージには生バンドの面々が登場。ここからの後半戦は、重厚な生演奏をバックにしたプレミアムなアレンジで届けられた。シックな黒の衣装へ着替えた8人が登場すると、「HERO SUIT」では、スクリーンに8人の精悍な顔つきが均等に分割されて映し出され、特効のけたたましい爆発音とともにボルテージは最高潮へ。中盤、SEITO、KAIRYU、EIKIの3人にスポットライトが照射され、「暗闇に閉じこもったって君が見つけ出してくれたんだ 涙で前が見えなくたって君がそっと拭いてくれたんだ」と、エモーショナルに歌い上げる。
続いてRANが「ここまでたくさんの、いろんな想いしてきたな。でも今日いままでの想いを代々木に置いて、次に進むぜMUZE。これが俺達のMISSION」と不敵な笑みを浮かべ、「MISSION」のイントロが流れる。オーディション最終審査の課題曲だったナンバーを、当時からさらに高く上がったクオリティで体現していく。ラストにはNAOYAが「何回だって自分を吼えろ」と自信に満ち溢れた表情で微笑み、一度暗転。逆光の白いライトに照らされた8人の逞しい背中が浮かび上がるドラマチックな幕切れとなった。「Get Up And Dance」では、EIKIの力強い掛け声に導かれてMAZZELとMUZEがコール&レスポンスを繰り広げ、最後はステージ中央で8人がギュッと身を寄せ合うハートフルな景色を展開。
◆ MAZZEL、新曲「So Strawberry」をサプライズで披露
ここでNAOYAが「あ~なんかイチゴ食べたくなってきたな~。じゃあ新曲しちゃおっかな~」と呟くと、客席からは驚きの声が上がる。ラテンフレーバーのビートに爽やかさとキュートさをトッピングした新曲「So Strawberry」がサプライズで初披露された。TAKUTO、HAYATO、RYUKIの3人が客席に向けて甘い投げキスを放ち、最後はNAOYAが自身の肩を大胆に露出させながら、笑みを浮かべて振り返るという、文字通りスイートなパフォーマンスとなった。さらに、「Only You」では、しっとりとした情感豊かな歌とダンスで魅了し、NAOYAの「生きる意味をありがとう」の歌声を起点に、息を呑むほど美麗なソロダンスが披露された。
その後、EIKIが静かにマイクを通し、「あなたの笑顔は俺達だけのものです。どうかこれからもずっと、あなたのCloverでいれますように。見つけてくれてありがとう」と言葉を紡ぎ、自身が作詞・作曲に携わった「Clover」へ。大切な人への感謝と絆を綴った温かいメッセージソングが場内を優しく包み込む。「手を差し伸べてくれていたから」の歌詞に合わせ、KAIRYUがHAYATOの手を優しく包み込み、TAKUTO、RAN、NAOYAが固く肩を組む。さらに「枯れないようにちゃんと抱きしめてよ」のリリックでは、NAOYAがHAYATOを愛おしそうに抱擁。
◆ MAZZEL、ラストまで観客を熱狂の渦に巻き込む
「MUZEいつもありがとう!」「大好きだよ」と愛を叫ぶメンバーたち。RANが「まじで俺達の宝物だからなMUZE。今日最高に幸せだったなーって思わせて、最高の1ページにして帰すんで、みんな僕らと一緒にまだまだ歌ってくれますか?もっとみんなの声近くで聞くために、そっち行っていいかな?」と語りかけ、「じゃあたっくん、もう一回呼んでもらっていい?」とリクエスト。バトンを受け取ったTAKUTOが「ちょっと待ってみんな、トロッコきたぞ」と先ほどとは違うやけにキザなトーンで言い放つと、想定外の温度感にメンバーは爆笑。それでもEIKIは「たっくん?俺は好き(笑)」としっかりフォローを入れつつ、「Our Life Is Always Right」「Seaside Story」「Vivid」のメドレーとともに再びトロッコで客席へ繰り出し、MUZEとの距離を縮めていった。
メインステージに帰還すると、オープニングを飾った「BANQUET BANG」が再び流れる。MUZEとともに「la la la la la」と合唱を響かせ、EIKIの「シー」という静寂の合図から本格的に曲がスタート。ここでSEITOが「大丈夫 全員高いとこに連れていく」という本来の歌詞を、「全員東京ドームまで連れていく」とアレンジを交えてシャウト。目も眩むような鮮烈な閃光が走る中、TAKUTOの「Here comes MAZZEL」の咆哮とともに銀テープがド派手に宙を舞う。バンドの轟音が鳴り響く中、RYUKIが「また必ずMUZE会うぞー!あなたの人生、もうMAZZELと一緒じゃなきゃだめだよな?一緒に幸せになるぞ~!」と強く叫んだ。
ラストを飾ったのは「The Voice」。KAIRYUのソウルフルなハイトーンの第一声を合図に、8人が横一列に並んで重厚なアカペラアレンジから歌い出す。個々の圧倒的なアイデンティティが際立つ歌声が重なり合い、一瞬の暗転を経て眩いライトが照射されると、8人は全員で真っ直ぐに上空を見上げていた。「自分自身なんて不確かで、鏡の中を探したってわからない」「The voice is always mine」。ありのままの自分を肯定し、愛する強い意志をその歌声に宿したまま、巨大な幕が静かに落下。鮮烈な余韻と不屈のメッセージを残したまま、MAZZELの宴は美しく終わりを告げた。(modelpress編集部)
◆セットリスト
1.BANQUET BANG
2.MAZQUERADE
3.MAKERZ
4.Fire
5.Get Down
6.CAME TO DANCE
MC
7.to me
8.T.O.P
9.Fantasy
10.I’m yours, You’re mine
11.Trap
12.DANGER
13.K&K
14.HERO SUIT -All Members ver.-
15.J.O.K.E.R.
16.MISSION
17.Get Up And Dance
18.Parade
19.King Kila Game
20,So Strawberry
MC
21.Only You
22.Clover
23.Our Life Is Always Right
24.Seaside Story
25.Vivid
26.BANQUET BANG
MC
27.The Voice
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