本作は、「もし現代に忍者が生き残っていたら」という斬新な発想から生まれたノンストップアクション。忍者の末裔たちは現代社会で姿を変え、非政府組織「四十九(シーク)」として秘密裏に任務を遂行している。主人公は、その中でも屈指の実力を誇るエージェント・相沢京平。ある極秘任務をきっかけに、自らの宿命と向き合うことになる。
主演とプロデューサーを務めるのは、中国武術世界王者の経歴を持つ浅野寛介。監督にはシェイン・コスギを迎え、さらに兄のケイン・コスギも出演。アクションファンにはたまらない“コスギ兄弟タッグ”が実現した。
本作のスタートは決して華やかなものではなかった。浅野とシェイン監督は10代の頃、「ショー・コスギ塾」で出会い、30年以上にわたりアクションへの情熱を共有してきた盟友。「自分たちが本当に信じるアクション映画を作りたい」という思いから始まった企画は、大手資本や潤沢な予算に頼らない自主制作として動き出した。
最初の撮影場所は河原。衣装や小道具を自ら運び、知恵を絞りながら一つひとつシーンを積み上げていったという。そこへシェイン監督の思いに共鳴したケインも参加。兄弟の絆とスタッフの熱意が作品を支えた。
完成した作品は、世界17の国・地域、42の映画祭で上映され、そのうち12の国・地域で82の賞を受賞(※5月18日現在)。ワイヤーやCG、過度な速度編集に頼らず、生身のアクションにこだわった映像表現が高く評価され、世界的な注目を集めることとなった。
解禁された予告編は、「現代に生き残った忍者は、“四十九 SEEK”と名を変え、闇に潜んでいた――」という衝撃的なテロップから始まる。
エージェント・相沢京平(浅野)に下された任務は、闇組織に奪われた新型爆薬「RDXα」の奪還。しかし、その裏では巨大な犯罪組織が暗躍していた。激化する争奪戦の中、日本転覆を企む裏社会のボス・高月役としてケイン・コスギが登場。京平との宿命的な対決が描かれる。
CGに頼らない本格アクションと、現代に生きる忍者という独創的な世界観。河原から始まった自主制作映画が世界で評価され、ついに日本のスクリーンへ凱旋する。7月31日より池袋シネマ・ロサ、kino cinema新宿ほか全国で順次公開される。
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