※本稿は、西﨑彩智『貯まる片づけ』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。
■冷蔵庫がパンパンだとお金が貯まらない理由
冷蔵庫をスッキリ片づけただけで、「月2万~3万円は食費がダウンしました!」と連絡をくれた人もいました。片づかない家の冷蔵庫には、何が詰まっているのでしょうか。
1 とりあえずの「つくりおき」
とりあえず煮物や炒め物などをつくりタッパーに入れたものや、いつつくったのか、もはや内容もよくわからない残りもの。
2 使いかけの調味料
旅先やお土産でもらった珍しい調味料やドレッシングなど。一度は開けて、あれこれ使ってみたけれど、それきりになっているもの。
3 ダイエット食品や美容食品
これを食べたらやせるかも、いつか食べるかも、と買ってきたダイエット&美容関係の「かも」ストックも、冷蔵庫で死蔵しがち。
4 飲みかけのペットボトル
外から持ち帰った飲みかけのペットボトルは、とりあえず冷蔵庫に。ほぼ空っぽのペットボトルや常温管理で問題のないストックのペットボトルが、ぎっしり詰まっている家もあります。
■冷凍室をパンパンにする2つのもの
片づかない家で冷凍室の隙間を埋めているものは、主にこの2つです。
1 保冷剤
スーパーやデパートで食品を買うたびにもらう大小の保冷剤は、とりあえず冷凍室へ。
2 大パックの肉や魚
お徳用の大パックの肉や魚を買ってきて冷凍室に入れ、そのままずっと入っているパターン。何カ月も保管して、冷凍やけを起こしています。
■冷蔵庫パンパン問題を解消する! 3つのステップ
では、こうした冷蔵庫パンパン問題を解消するには、何から手をつけていけばいいのでしょうか。順番に説明します。
【ステップ1】中身を総点検する
冷蔵庫の中に何があるかチェックし、古くなった、もしくは賞味期限が切れた食材や調味料は、最初にすべて処分しましょう。捨てるのが苦手な人も、キッチンにあるものには賞味期限が記載されていて、捨てる・捨てないの基準が明確なため、取捨選択がスムーズに進みます。
何度か腐らせたり、捨てたりしたものは「見つけたら好きで買うけれど、自分はこれを結局使わないんだ。自分の暮らしには必要のないものなんだ」ということを受け入れてみてください。それだけで、未来の無駄な支出を減らせますよ。
特に、ダイエット食品や美容食品を買って残っているのは、理想の自分と現実の自分で食べたいものが違うから。今日から本当に食べたいものは何か、片づけながら考えてみましょう。
ペットボトルは、家でつくった麦茶やコーヒーをマイボトルに入れて出かければ、わざわざ買わなくてもすみますし、始めてみれば案外面倒ではなく、習慣になりますよ。
冷凍室に入れておく保冷剤は、子どもがスポーツをしている家なら10個くらいはあってもいいかもしれません。そうでなければ、お弁当用や贈り物用に、3個も入れておけば十分ではないでしょうか。使う「かも」の「かもストック」は、手放してください。
【ステップ2】今ある食材を使い切る
ステップ1の整理が終わったら、追加の買い出しはせず、いったん中身がほぼ空っぽになるまで、冷蔵庫にある食材だけでなるべくしのぎましょう。整理におすすめのメニューは、カレーや焼きそば、味噌汁、スープなど。使いかけの肉や野菜をおいしく使い切れます。
【ステップ3】買い物に行く
ほぼ空っぽになったら、ライフスタイルや家族の人数に合わせて3日から1週間で食べ切れる量を買いに行きましょう。買いすぎには、くれぐれも注意。それで冷蔵庫がパンパンになるようでは、元の木阿弥です。
■冷蔵庫スッキリを「キープ」できる3つのコツ
せっかく整理したら、そのままの状態をキープしたいですよね。常に冷蔵庫がスッキリした状態を保つコツは、3つあります。
1 中身を7割以下に留める
まず中身は7割以下に留めること。食材は手前が空くように“凹”の形で収納するのがポイントです。冷蔵庫の真ん中を空けておけば、奥まで見渡せて、どこに何があるかを買い物の前に確認し、在庫管理ができます。3割以上の余白があるか、見えない食材はないかチェックしてください。
2 ジャンル分けする
冷蔵庫の段ごとに、何系を入れるか「ジャンル分け」します。わが家の場合、いちばん上はバターやジャムなど使用頻度の低いもの。これらは、ケーキをつくるときに使うターンテーブルに置き、背の低い私でも奥に何が入っているかわかるように、「常に見えるようにする」ことを意識しています。
真ん中の段には、つくりおきや、すぐに食べるいただきものなど。
一番下は常に空けておいて、つくった鍋ごと入れられるようにしています。ちなみに野菜室は、食材ごとに紙袋に入れて仕切っています。じゃがいもの土や玉ねぎの皮などが落ちても紙袋ごと捨てればOKで、楽ですよ。
3 縦に冷凍する
冷凍室に食材を入れるときは、縦に入れること。
■「近所のスーパー」を我が家の冷蔵庫に
片づけが苦手な人は、買い物の回数が多い傾向があります。仕事帰りにスーパーになんとなく寄るのが、毎日のルーティンになっているのです。「夕食は何にしようかな」「今日は何を食べようかな」と、冷蔵庫の中身を把握しないまま、とりあえずスーパーに足を踏み入れてから、献立を考える。
実は冷蔵庫の中に消費しなければならないものがあるのに、「疲れたからお惣菜を買って帰ろう」「肉が特売でお得だから買っておこう」なんて、ついつい買ってしまう。お金が貯まらないのは当然です。
あなたの家の冷蔵庫は、よく行く近所のスーパーだと思いましょう。
必要なものがあれば、新鮮なものを買いに行けばOK。家の冷蔵庫は、あくまでも「一時置き場所」。「損しないように」から「無駄にしないように」と認識を変えて、スペースに余裕のある冷蔵庫をキープしていきましょう。
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西崎 彩智(にしざき・さち)
お片づけ習慣化コンサルタント Homeport代表
1967年生まれ、岡山県出身。大学卒業後、住宅メーカーのインテリアコーディネータとして従事。結婚し、20年専業主婦を経験したが離婚。その後はヨガスタジオの店長としてスタジオに通う多くの女性のさまざまな相談に応じる。2015年、得意の片づけを生かして起業。お片づけ習慣化講座「家庭力アッププロジェクト」修了生は全国で3000名を上回る。
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(お片づけ習慣化コンサルタント Homeport代表 西崎 彩智)

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