日本代表キャプテンである遠藤航が所属するリヴァプールは世界的強豪チームだ。
昨シーズンはオランダ人のアルネ・スロット新監督のもとでプレミアリーグ優勝を果たしたが、今シーズンは不調に陥った。
残り3試合時点で4位ながら、11敗を喫している。特に問題視されているのが守備。昨シーズンは計41失点だったが、今シーズンはすでに47失点している。
そうしたなか、かつてリヴァプールでプレーした元イングランド代表FWダニエル・スターリッジは、『Sky Sports』で、こう指摘していたそう。
「長年、リヴァプールに欠けているのは、守備的MFのポジションだ。
(その役割は)まず第一に、相手の攻撃を阻止すること。
昨シーズン以前は、ライアン・フラーフェンベルフは、その解決策とは見なされていなかった。
監督は彼の能力を最大限に引き出し、プレミアリーグ優勝を果たした。だが、それでも2シーズン前と同じ問題を抱えている。
リヴァプールに必要なのは、まず相手の攻撃を阻止することを第一に考える守備の選手だ。今はそれがうまくやれていない。
これまでのMF陣は、精神的により守備的だった。
「ジニ(ジョルジニオ・ワイナルドゥム)は自らの攻撃的プレーを犠牲にした。
なぜなら、ニューカッスルではゴールスコアラーだったのに、(リヴァプール加入後は)より働き者タイプになったからね。
フラーフェンベルフはその中間のようなタイプで、ジニに近い。アレクシス・マカリステルにも100%の確信は持てない、彼も中間のタイプだ。
ドミニク・ソボスライは、エムレ・ジャンのようなより攻撃的でプレッシングをかけるタイプ。2人が同じとは言わないが、エムレのほうが働き者だった。
いまのリヴァプールは、フロリアン・ヴィルツを自由にプレーさせられる選手の獲得が必要。なぜなら、ヴィルツが10番の位置でプレーするなら、2人のMFは守備的になる必要があるからだ」
22歳のドイツ代表MFヴィルツは、1.25億ユーロ(約230億円)もの移籍金で、昨夏リヴァプールに加入したものの、期待されたほどの活躍を見せることができていない。
そういうこともあり、スターリッジは、守備ができるMFの獲得が急務と感じているようだ。
ボール回収の達人である遠藤ならその役割を担えるはずだが、スロット監督のもとでは出場機会が激減しており、厳しい状況にある。
筆者:井上大輔(編集部)

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