J2のFC今治は25日、クラブの新たな象徴となる公式マスコットを公開し、その名称募集を開始したと発表した。これまでマスコット不在だった同クラブにとって初の試みであり、ファン・サポーターや地域住民との交流をより一層深める存在として誕生した。
特設サイトではマスコットのビジュアルや紹介ムービーに加え、詳細なプロフィールも公開されている。設定によると、このキャラクターは瀬戸内海に昔から住む“ふしぎな子(精霊?)”で、かつて村上海賊の水先案内のお手伝いをしていたらしいというユニークな背景を持つ。
穏やかな瀬戸内の気候のような性格ながら好奇心旺盛で、にぎやかな場所を好み、最近はスタジアム周辺から聞こえる歓声に惹かれて姿を現したとされる。今月(2026年4月)のホームゲームでクラブスタッフと出会い、施設「アシさと」に定着することを決めたというストーリーも用意されており、地域との結びつきを強く意識したマスコットとなっている。
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— FC今治 (@FCimabari) April 25, 2026
『FC今治にマスコットがやってきた!』
4月25日のホーム戦でみんなの前に初登場
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ついに #FC今治 のマスコットをお披露目しました。
マスコットの特設サイトもリニューアルしています
スコットには、お名前がまだありません。
可愛い名前を考えてあげてください
詳細は…
名称募集は5月7日(木)まで実施され、クラブ理念やキャラクターとの親和性などを基準に選考。採用された名称は5月31日(日)のホームゲームで発表される予定だ。名付け親にはマスコットオリジナルグッズなどが贈られ、複数案が選ばれた場合は抽選で10名に進呈される。
今回の取り組みは、単なるマスコット誕生にとどまらず、クラブと地域、そしてファンをつなぐ新たなコミュニケーション施策と位置づけられる。試合日だけでなく日常的な場面でも親しまれる存在として、イベントや地域活動への参加が期待されており、クラブのブランド力向上にも寄与する見込みだ。
FC今治は2015年のリスタート以降、地域密着型のクラブづくりを進めてきたが、今回のマスコット導入はその象徴的な一歩といえる。ファンの手で名前が付けられることで愛着が醸成され、クラブ文化の新たな核として長く親しまれる存在となることが期待されている。
なお、Jリーグ60クラブで現在、マスコットが不在なのはこれで高知ユナイテッドSCのみに。高知は、募集していたマスコットの発表を延期することを今年3月に明らかにしており、権利や予算面を再調整したうえで、再募集することを検討している。
筆者:奥崎覚(編集部)
試合だけでなくユニフォーム、スパイク、スタジアム、ファン・サポーター、カルチャー、ビジネス、テクノロジーなどなど、サッカーの様々な面白さを発信します。現場好き。週末フットボーラー。

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