サムライブルーが、FIFAの公認リストに載っていなかった街をベースキャンプに選んだ。日本サッカー協会はFIFAワールドカップ2026に向けたベースキャンプ地として米テネシー州ナッシュビルを選定し、選手・スタッフは6月8日に現地入りする。
46都市のリストを覆した"日本語のプレゼン"
米公共ラジオ局『WPLN』の報道によると、FIFAが各国向けに公表したベースキャンプ候補都市46か所のリストに、ナッシュビルは含まれていなかった。それでも日本代表がこの街を選んだ背景には、ナッシュビル市長フレディ・オコネルの首席補佐官であるタイソン昌美氏の存在がある。
横浜市出身の田中氏は昨年、訪日の際に日本語で日本サッカー協会へ直接プレゼンを行い、ナッシュビルの魅力を売り込んだ。田中氏は「ナッシュビルの職員に日本人の私がいること自体が、両者の関係の強さを証明していた」と明かしている。テネシー州と日本の関係は1960年代末の日米貿易摩擦の時代にさかのぼり、現在は日本が同州最大の海外投資国となっている。
150人超の記者が毎日送り続ける"ナッシュビル発"の熱量
ナッシュビルSC最高業務責任者(CBO)のリンジー・パオラ氏は「1994年にW杯が開催されて以来、米国最大のサッカーイベントとなる今年、ナッシュビル市民と共にこの瞬間を体験できることを光栄に思う」と述べた。日本代表はグループリーグ(グループF)の初戦を6月14日にダラスでオランダと戦う。試合のない日はナッシュビルで準備を続け、勝ち進めば7月17日まで滞在が続く見込みだ。『WPLN』によると、日本から150人超の記者が現地入りし、毎日本国へ向けて報道を発信している。

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