今季限りでマッシミリアーノ・アッレグリ監督が退任することが決定しているACミラン。中盤戦まで上位争いを繰り広げながら、終盤に低迷してチャンピオンズリーグ出場権を獲得できず、オーナー陣はこの夏に組織を大きく変革させることを決断した。
『World Soccer Talk』によれば、そのミランは現在新たな指揮官の候補としてオリヴァー・グラスナーをピックアップしているという。アドバイザーを務めているイブラヒモヴィッチとの長時間にわたる会談を経て、グラスナーとの交渉が一気に加速したようだ。
ここ数週間、最有力候補と目されていたのはマウリシオ・ポチェッティーノであり、すでにクラブと合意に達したとも報じられていた。
しかし今、オリヴァー・グラスナーが新たな本命として躍り出た。『La Gazzetta dello Sport』のアレッサンドラ・ゴッツィーニ氏によれば、オーナー兼取締役のジェリー・カルディナーレ氏とイブラヒモヴィッチはドイツでグラスナーと接触し、その会談は6時間にも及んだという。
グラスナーはかつてフランクフルトやクリスタル・パレスで目覚ましい成功を収めており、彼が構築するプレースタイルはミランのビジョンとも合致しているとのこと。レヴァークーゼンも関心を示していたが、彼らがカルレス・マルティネス・ノベル(前トゥールーズ監督)の招聘を発表したことで、ミランにとっては選択肢が1本化された。
また、アメリカ代表を率いていることから2026年ワールドカップ終了まで待機が必要なポチェッティーノに対し、グラスナーであれば即座にチームを率いることができる点も大きなアドバンテージになりそうだ。
ただ、プレミアリーグでその手腕を高く評価されているグラスナーは、決して新天地を急いで選ぶつもりはないようだ。より野心的なプロジェクトを見極めたいと考えており、ミランからの最初の打診にも即答はしなかったという。
なお、ミランでは新たにラルフ・ラングニック氏をスポーツディレクターに招聘するという噂も浮上。彼は単なる補強担当にとどまらず、コーチングスタッフやアカデミーに至るまで、クラブの根幹を担う権限を求めているとされる。
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アイントラハト・フランクフルトとクリスタル・パレスで鎌田大地を指導したグラスナー監督。もし彼がミランに移籍すれば、今季でフリーエージェントになる愛弟子の去就にも影響を及ぼすかもしれない。
筆者:石井彰(編集部)

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