レアル・マドリードは今夏の移籍市場でバイエルンに所属するフランス代表FWミカエル・オリーズの獲得に動く可能性が浮上した。5日、スペインメディア『アス』が報じている。


 現在レアル・マドリードは、現職のフロレンティーノ・ペレス会長とスペイン人実業家のエンリケ・リケルメ氏による次期会長選挙の真っ只中にあり、運命の投票を7日に控えている。対立候補のエンリケ氏がマンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランド獲得を公約に掲げる一方、ペレス会長の再選が決まれば、リヴァプール退団が決定したフランス代表DFイブライマ・コナテと、インテルに所属するオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースの獲得がほぼ決定的となっている。

 4日にペレス会長はスペインのテレビ局『クアトロ』の番組に出演し、今夏の動向について言及。「(ジョゼ・)モウリーニョとコナテが加入し、次はダンフリースだ」と語り、モウリーニョ監督の帰還と、2人のDFの獲得を示唆した。さらに「火曜日にはチャンピオンズリーグに出場するレベルの選手にオファーを出す予定だが、これはクラブ史上最高額になるだろう。少なくとも1億5000万ユーロ(約277億円)だ」とし、今夏の大型補強を公約として挙げた。

 その際、ペレス会長はターゲットについて「オリーズではない。彼は素晴らしい選手だが違う。(ジェレミー・)ドクでもハーランドでも、(ハリー・)ケインでもない。ただ、中盤より前の選手だ。そしてプレミアリーグの選手でもない」と話していた。

 4日にはオリーズの獲得について否定していたものの、『アス』は、「オリーズは欧州サッカー界に現れた新星」と評価しつつ、「このウイングは世界で最も注目される選手の一人で、ペレス会長が再建を目指すレアル・マドリードを始め、多くのクラブが喉から手が出るほど欲している」と報道。
会長自身が言及した1億5000万ユーロ資金が、オリーズ獲得に費やされる可能性を伝えている。

 一方、同メディアはオリーズの獲得が一筋縄ではいかないことも指摘しており、「バイエルンは財政的に健全なクラブであり、選手の売却をする必要がないため、この取引は容易ではない」との見解も示した。

 現在24歳のオリーセは、2024年夏にクリスタル・パレスからバイエルンへ完全移籍。加入初年度から20ゴール23アシストを記録すると、今季は存在感をさらに発揮して攻撃陣をけん引。公式戦52試合出場で22ゴール31アシストをマークし、バイエルンの国内2冠に大きく貢献した。
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