岡山リベッツ加入が発表された松島 Photo/Getty Images
3月には世界ランク1位の王楚欽を撃破
日本最高峰の卓球プロリーグ、Tリーグに所属する岡山リベッツ(以下岡山R)は5月30日に公式ホームページで、チームに2026-27シーズンから松島輝空選手が加わると発表した。
「岡山に世界一のクラブを誕生させる」という理念の下、Tリーグ発足時から参加している岡山Rだが、まだ優勝は経験していない。
松島の世界ランクは現在6位で日本人選手としては岡山Rのチームメイトである張本智和(同2位)に次ぐ。2026年初の全日本卓球選手権大会シングルスで二連覇を果たし、3月のWTTチャンピオンズ重慶では完全アウェイの環境下で世界ランク1位の王楚欽を破るという大金星を挙げるなど今一番勢いのある選手だ。
この発表を受け、SNSでは「日本人の上位ランカー二人が同じチーム」、「反則級の戦力」といった驚きの声が数多く聞かれた。
一方で、ジュニア選手育成機関である木下アカデミー、Tリーグの木下マイスター東京と「木下グループ」一筋で修練を積んできた松島が「木下グループ」から離れることについては驚きの声や、寂しいという意見もあった。松島自身も「小学生の時からお世話になったこの場所を離れることは、言葉にできないほど寂しい」と語っており、複雑な想いを垣間見せた。
この移籍について、中国のメディアは特に大きくは取り上げていない。ただし、大手ポータルサイトの『捜狐』は松島の現在の躍進の一因は中国卓球クラブ超級リーグに参戦して揉まれたことにあるとした上で、今後松島がさらなる高みを目指してドイツのプロリーグ、ブンデスリーガに参戦する意向を持っており、その実現に対して支障の少ない環境を選択した結果の移籍だったとも述べている。どんな道を選ぶにせよ、松島が中国にとって脅威であるのは事実で、メディアもSNSも警戒感を強めている。
松島の今後の動向は大いに気になるが、まずは今シーズンのTリーグでの松島の活躍と岡山Rの躍進を期待したいところだ。

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