捕手が2度覆したABS判定……山本由伸が「チャレンジしてくれてよかった」と明かしたあの初回

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ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が5月31日(現地時間)のフィラデルフィア・フィリーズ戦で今季自己最多となる10奪三振を記録し、5回1/3を無失点に抑えた。この好投を演出した陰の立役者が、捕手ダルトン・ラッシングのABSチャレンジだったことを山本本人が明かしている。

山本は「いいところにいったと思っていたので、チャレンジしてくれてよかった」と感謝の言葉を口にした。



ラッシングが覆した"あの2球"の意味



『MLB.com』によれば、初回にラッシングはカイル・シュワーバーとブライス・ハーパーへのボール判定に対して、立て続けにABSチャレンジを申請し、いずれも覆して三振を奪った。ラッシングはこの日のチャレンジについて「最近はコーナーへの理解を深め、最大限の利点を引き出そうとしてきた。あの2つのチャレンジがヨシ(山本)を落ち着かせてくれたと思う」と語った。また「初回の制球がいつもより少し不安定だったので、助けられてよかった」と続けた。



ロバーツ監督が語った"エースの証明"



ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合後、5回に連打で1死一・三塁のピンチを招きながらシュワーバーとトレイ・ターナーを連続三振に抑えた山本の投球について「ゲームの分岐点だった。ああいう場面をあのふたりを相手に乗り越えてみせるのが、エースというものだ」と称えた。ロバーツ監督は試合前にも「選手やアスリートとしてこれ以上ないほどの人間。柔らかさと規律、そして強さと勝負師としての気質を兼ね備えている」と絶賛していた。

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