◆第97回都市対抗野球大会北海道地区2次予選 北海道ガス10―8日本製鉄室蘭シャークス(2日・大和ハウスプレミストドーム)
2年ぶりの都市対抗野球大会出場を目指す北海道ガスが10―8で日本製鉄室蘭シャークスを下し、2次予選白星発進。3月に就任した元日本ハム・谷口雄也打撃コーチ、吉田侑樹投手コーチのアドバイスを生かし、両チーム合わせて26安打の乱打戦を制した。
点の取り合いとなった一戦。元プロコーチ陣からのアドバイスが勝利につながった。1番・安田大将二塁手は、先制打を含む3安打4打点。「きゅん」の愛称で現役時代に人気を集めた谷口コーチからの言葉が生きたといい、「谷口さんからの一言で気持ちが楽になったり、そういうこともあるんだと気づかせてくれる。言葉のタイミングがすごくいい。(きょうは)いいスイングができているから思い切っていけと、そういう一言で気持ちが楽になった」。2回に先制となる走者一掃の3点二塁打、7回にもリードを2点に広げる貴重な適時打。コーチと同じ左打席から快音を連発させた。
7回からは最速155キロ右腕・北嶋洸太がマウンドへ。日本ハムの本拠地だった札幌ドーム(現・大和ハウスプレミストドーム)を知り尽くした吉田コーチから2次予選開幕前に助言を受けており、「ドームのマウンドは高いので、もう少し後ろに重心を置いてみたらとアドバイスをもらった。それがはまった」。8、9回の2イニングは無失点投球で3時間超えの激戦を締めた。
指導体制の強化を図りたい北海道ガスと、指導者の外部派遣を検討していたファイターズスポーツ&エンターテイメント(FSE)の思惑が一致。現在、アカデミーで小学生などを指導する両氏の臨時コーチ就任が実現した。週1回程度指導に当たっており、試合後、谷口コーチは「ホッとしています。期待されて戦っていく雰囲気がこのチームにはある。その中で気を緩めることなくプレーしている選手たちをいかにフィールドに送り出せるかが僕自身の仕事。楽しいですね」と笑みを浮かべていた。
今年の2次予選は「変則敗者復活トーナメント」で開催。同じく初戦を制したJR北海道クラブと激突する3日の試合に勝利すれば、都市対抗出場に王手をかける。安田は「あと2勝しないといけないので、全員でまた気持ちを切り替えて頑張っていきたい」と気を引き締めていた。










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