先日行われたアメリカ最大の人気スポーツ、NFLの一大イベントであるドラフト。
ハワイ大学の松澤寛政(27歳)が、ラスベガス・レイダースとドラフト外フリーエージェントとして契約を結んだことが話題になった。
また、ヴァンダービルト大学のスターQBであるディエゴ・パヴィアが指名漏れしたことも話題になった。
パヴィアは、カレッジフットボールの年間最優秀選手に贈られるハイズマン賞の最終候補3人にノミネートされながらもドラフト指名されず(2014年以来の出来事)。
178センチとアメフトでは小柄と言える体格などが指名漏れの理由とされている(その後、ボルチモア・レイブンズと3年契約を結んだと報じられた)。
その一方、アメフト未経験ながらドラフトで指名された選手も話題になっている。
フィラデルフィア・イーグルスが7巡目・全体251位で指名したウアール・バーナードだ(写真で松澤の右隣りに映っている人物)。
彼はナイジェリア出身で、身長193センチ、138キロという巨漢。
『BBC』によれば、パーソナルトレーナーとして働いてきたという21歳のバーナードは、「フットボールの経験はない。このためにハードワークしてきたので、夢が叶った」と話している。
10代の頃はバスケ選手として注目される存在だったというが、アフリカで開催された地域キャンプでアメフトと出会った。
その後、2017年に国際的な才能を発掘・育成するために設立されたIPPプログラムに選抜された。
体脂肪率はわずか6%で、ドラフト前のスカウティングコンバイン(体力テスト)では、40ヤード(約36.5メートル)走で4.63秒、垂直跳びで39インチ(約99センチ)という記録を叩き出した。
ディフェンシブタックルとして起用される見込みだが、ディフェンスの選手としては驚異的な数値。
ちなみに、正確に計測したものではなく、あくまで推定値だが、クリスティアーノ・ロナウドの垂直跳びは106センチ、マイケル・ジョーダンは122センチという逸話がある。
また、バーナードは、立ち幅跳びでも3.3メートルを記録しており、体重300ポンド(136キロ)以上の選手としては破格のフィジカルの持ち主。
2025年にスーパーボウルを制したイーグルスには、ジョーダン・マイラタという成功例がある。
元ラグビー選手でアメフト未経験だった彼もIPPプログラムを通じて、2018年のドラフトで指名された。2年間はプラクティススクワッド(練習生)だったが、2020年に初先発を飾ると、いまやリーグ屈指のオフェンシブタックルになり、スーパーボウル制覇にも貢献した。
イーグルスのGMは、「あの子(バーナード)にチャンスを与えたかった。彼は身体的素質にあふれている。時間がかかることは承知している。確かに異例のケースだ」とコメント。
バーナードは「自分にとってこれは非常に大きな意味がある。僕らの部族からNFLのレベルに到達したのは初めてだから」との意気込みを口にしている。
筆者:井上大輔(編集部)

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