中国のポータルサイト・捜狐に13日、卓球中国男子の最大のライバルは誰かについて論じる記事が掲載された。

記事は、先日マカオで行われたITTFワールドカップ男子シングルスで準優勝した松島輝空(18)が注目を集めていると説明。

若くして世界ランキングトップ10入りを果たし、同大会の決勝では世界ランキング1位の王楚欽(ワン・チューチン)に苦戦を強いたとした。

その上で、「卓球ファンの間では、すでに彼は張本智和(22)を超えたとの声も上がっており、中国の次世代の最大のライバルと持ち上げられている」としつつ、「しかしここで一度冷静になる必要がある。よく見ていくと、本当の脅威は彼ではない」と論じた。

記事は、中国の元卓球女子選手で世界ランキング1位にもなった郭焱(グオ・イエン)氏の話として、「松島の技術的なリミットは張本と同程度だが、現時点ではまだ張本のレベルには達していない。確かに攻撃は鋭いがコースが単調で、精神的な粘り強さにも欠ける。相手に粘られてリズムを崩されると自滅してしまいやすい」と分析した。

そして、「張本は長年にわたり強豪との試合を重ねてきている。中国の主力選手に対する勝利実績や大一番での安定感は、松島とは比較にならない」とし、松島を「中国最大のライバル」と位置付けることに異を唱えた。

また、「本当の難敵はフランスの若手、フェリックス・ルブラン(19)だ」と言及。「プレースタイルはオールラウンダーながら変化に富み、戦術的な対応力が非常に高く、大舞台での精神面も強い。松島がまだ限られたパターンに頼っているのに対し、ルブランは試合の流れに応じて自在に戦術を調整できる」と高く評価し、「総合的な脅威と成長の余地で見れば、ルブランは松島を大きく上回り、今後数年、中国卓球の優勝への道に立ちはだかる最大の障害となるだろう」と予想した。

記事は、「松島は警戒すべき存在ではあるが、過大評価は禁物。

本当に流れを変え得る相手、つまりルブランのような存在こそ重点的に研究する必要がある。正確な分析と的確な準備で選手の特徴を徹底的に把握することが、中国卓球が優位を保つための鍵となる」とした上で、「一時的な話題性に惑わされてはならない。真の強敵は、最も注目を浴びる場所にいるとは限らない」と警告した。(翻訳・編集/北田)

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